留学日記:英語でプレゼンテーション
をしたって話。
学校に行き始めて一週間。スピーキングのクラスは週に一度プレゼンテーションを行う。テーマはあまり深いものではないので、「プレゼンした!」なんて胸をはって言えるようなことではないのだけれど。( ´∀` )
ただ、初めて英語でプレゼンテーションをしたので記念と備忘録として書いておこうと思う。
テーマは授業の内容から
一週目の授業で扱った題材は「Extreme Sports」。要はRed-Bullがスポンサーになっているようなスポーツだ。今回は、トピックスに上がった「Extreme Sports」の中から好きな物を選んで5分から7分の発表を行う。
内容としてはこんな感じ。
- ・イントロ
- ・どんなスポーツか
- ・どんな危険性があるか
- ・なぜそれをしたがるのか
- ・不随の情報
- ・オピニオン
- ・質疑応答
Google先生や、図書館でスポーツについて調べて、パワーポイントを作成する。
僕は「Extreme Skiing」を選んだ。というか、僕は通常のタームより一週間遅れて入学したから、これしかテーマが残っていなかった。幸い好きなスポーツなのでよかったけれど。
資料作り
久々に数字を含まない資料を作った。会社にいたころは商談のために資料を作っていたので、当たり前だけれど、売上や在庫高、売場面積やつぼ効率etc…数値ありきの資料だった。
むしろ数値から今後の方針や対策を考える資料で、計算を間違えると作り直しになるし、その数値がどこからきているのかを把握する必要もあったので、正直苦手ではあった。
プレゼンテーションのゴール
ただ、今回のプレゼンは「スポーツの紹介」だ。計算式などを入れる必要もないし、数値の話をしたって面白くはない。そこで僕は「面白い資料(Funnyではなく、Interesting)」な資料を目指した。
会議以外のプレゼンテーションをするのは久しぶり。せっかくだから楽しいプレゼン資料を作りたい。
— white.kutsushita (@WhiteKutsushita) 2019年3月26日
ゴールとしては、他の生徒の興味を引き立て、質問をされたら成功とした。
ぶっちゃけ、質疑応答の時間なんて合ったところで、22歳~25歳くらいの年齢は、みんな面倒くさくて質問なんてしない可能性が高い。
だから、「質問があった=興味を沸かせた」になるので、そこをゴールにした。(数値がないので粗探しのような質問がないことはありがたい)
練習
プレゼンテーションをするのだからもちろん練習は必要だ。時間がなかったので満足する練習をすることは難しかった。本当はスクリプトを見ずに空で英語で話すことが目的だった。
何度も音読をして、プレゼン資料を見ながらキーワードだけ思い返せるようにトレーニングした。プレゼンテーションだからスライドをそのまま音読するわけにはいかない。
ポイントは「それっぽく演じる」ことだ。
それを教えてくれたのは前職の上司だ。
話はそれるが、僕は前職で話し方や発表の仕方をかなり注意された。もちろん資料の手直しも日常だった。結局きちんとしたプレゼンテーションを会社で完遂することは難しかったけれど、その経験は本当に役に立った。昨年の一年間は様々な社会人基礎を改めて学ばせてもらった一年だと思っている。会社には貢献できなくて申し訳なかったけれど。
だから英語でも「それっぽくプレゼンする」ことを心掛けた。ポイントは以下の通り。
- さも経験者かのように
- エンターテイナーのように
- ネイティブのようなボディーランゲージで
- 場を楽しんでいるように
- 自信があるように
そうすべて「ように」しかできない。だって初めてだから。
だから、すべて「それっぽく演じた」。
プレゼンテーションは面白かった。「それっぽく演じること」でみんなが注目をしてくれる。別に注目をしてもらうことは好きではないのだけれど、ここではしっかりと自分をアピールしないと埋もれてしまう。
「あぁ、日本人の学生ね」で終わるよりも「プレゼンテーションが面白い日本人の学生ね」の印象の方が何倍もいい。
プレゼンテーションが終わった後、拍手はもちろん「Well done!」「Good Job!」「The best presentation I've watched!」なんていわれたのもすごく新鮮で面白かった。
日本だと「発表ありがとうございます。ところで…(以下質問)」なんて経験しかなかった。
初めて英語でプレゼンテーションをした。内容はどうあれ「やり切ることにウェルカムな文化」と「盛り上げることに好意的な文化」は良いなと思った。ギャグはすべったけど。
— white.kutsushita (@WhiteKutsushita) 2019年3月27日
クラスメートからも質問を受けたので、少しは印象に残すことができた感触を得た。
今後の課題
今後の課題は「それっぽく」を「ぽくなく」すること。要は、ネイティブなみのプレゼンテーションにすることだ。今回もすべてスクリプトを覚えたわけではないし、空でプレゼンができたわけではない。むしろ80%くらいはスクリプトを読んでいた様な気もしなくもない。アドリブは出来なくてもせめてスクリプトを覚えるくらいはしないといけないなと思った。
壇上で優雅にプレゼンテーションが出来るのはスクリプトを暗記しているからではない。話せるからプレゼンテーションができるのだ。そこまで自分を鍛えたいなと思った。
漠然と、「話せる」ことが目標だった。ただ今日留学の目的の一つがはっきり見えた気がする。それは「プレゼンテーションをできるようにする」こと。
それを目指して頑張ります。
ではでは。