カナダ留学忘備録 準備編:③ビザ申請
前回は学生ビザとワーホリビザの選択について書いた。
先ほど無事に学生ビザがカナダより発行されたので一安心。
なので、今回はその大まかな流れと協会を通して申請するメリットをまとめてみる。
*詳細を知りたい人はカナダ 学生ビザで検索してみてください。結構長いのでこのエントリでは割愛します。
前回のエントリはこちら。
カナダ学生ビザ申請までの流れ
申請関連書類の用意
(パスポート、入学許可書、残高証明、学歴職歴、クレカ情報)
↓
MY CICを通して申請
↓
生体認証
↓
認可
こんな感じの流れ。
全ての書類を用意し、MY CICを通して申請をする。申請から認可までの期間は大体1ヵ月ほどだった。
頼めるところは頼もう 日本ワーキングホリデー協会を使うメリット
のっけからなんだけど、僕はビザ申請を日本ワーキングホリデー協会を通して行った。改めて振り返ってみると、一人で申請するよりもずっと楽だった。
協会では、一人一人に担当者をつけてくれているので、担当者を窓口に書類の提出や質問をすることができる。直接話しながら進めることができるので、随時気が付いたことなども質問できるのでサポートがばっちりだ。
僕が、ビザ申請に協会を使用した理由は下記の通り
①申請のサポートが充実
②最新のアップデート情報を提供
③ダブルチェック
①申請のサポートが充実
もちろんすべてを代行してくれるわけではない。もちろん、個人じゃないとできないことは多々あるので、それは自分で行う。ただ、申請書類の入力のお手伝いをしてくれることは非常に大きい。
もちろんカナダビザの申請なので、フォームはすべて英語。そこまで難しい単語はないけれど、ビザ申請のフォームなんて通常みることは無いので、読み、かつ入力するのは地味に大変。
幸いなことに協会をとおして、事前に記入した書類を通して申請入力を進めることができた。
②最新アップデート情報の提供
ビザ申請は時々によって変更事項もある。生体認証(Biometrics)はまさしく2019年から必要になった手続きだ。申請プロセスがアップデートをすることはたびたびある。逐一カナダ政府のサイトの確認をすることは労だ。僕みたいに無職であれば、そんな時間もあるだろうが、仕事人にはそこまで手が回らないこともあるだろう。
協会を通して申請をしていくと、随時最新の情報をアップデートし、もれなく申請を進めることができるので安心。
③ダブルチェック
一人で申請をしたら、もちろん確認も自分で行う。結構入力する内容が多いので、再確認をするのも疲れる。他人からチェックしてもらう機会を設ける方が精度は高くなる。
手順としては、手書きでフォームを入力し、画面に入力、その後担当者と再確認。
何度もチェックをしながら進めていくことができるのは、ありがたい。
僕の場合こんなケースがあった。
学校から発行された入学許可書の名前が違っていた。手書きフォームや申請段階では自分の名前は正しく記載していたのだが、学校が入力を誤っていた。なぜか僕のLast NameがLinさんになっていた。
ビザの名前と入学者の名前が違っていたら、入国の際がそもそもできなくなる。無事に担当者から学校に連絡をしてもらって更新してもらった。
このように、こちらがフォームを正しく入力しても、先方が間違った書類を作成するケースもあるので、チェックをすることは必須だ。
未経験の僕だけがチェックをするだけでは怖いので、協会の担当者に一緒にチェックしてもらったことは心強かった。
申請手続き
さて、具体的な申請の流れに話を戻そう。
僕が用意した必要な書類は以下の通り。
①パスポート(もちろん有効期限内)
②入学許可書
③残高証明
④学歴、職歴書
⑤クレカ情報
①パスポート
言わずもがな、政府発行のパスポート。有効期限をきちんと確認。もし、渡航中に有効期限が切れると厄介なので、期限が切れそうな場合は更新しておいた方がベター。
②入学許可書
僕の場合は語学学校なので、入学金と授業料を振り込めば基本的に許可が下りる。学校から就学許可書が発行されるのでそれでOK。
③残高証明
日本の口座にいくらあるのかを示す必要がある。半年以上だとカナダ$1,500(日本円で約130万円)。これには入学金を含めた残高で問題はないので、残高証明を発行してもらってから、入学金を振り込んだ。
注意は、残高証明は前日の口座金額で作成する。130万円銀行に振り込んで当日残高証明発行はできないのでご注意。
また、発行に関しては言語と通貨を選ぶことができるので、英語表記のカナダ$で残高証明を作成してもらった。
ちなみに残高証明発行には756円必要。
④学歴、職歴
履歴書みたいな形式で作成すればOK。もちろん英語。
⑤クレカ情報
ビザ申請代、生体認証代で使用。
あとは、フォームにしたがって入力を行ていく。
生体認証へ
で、入力し申請からしばらくたつと「生体認証のお知らせ」が来る。これは2019年度からの渡航者に向けての物。カナダに6か月以下の入国の際にはeTAを申請するが、学生ビザの場合はeTAの申請はない。おそらくその代替え。
今のところ、日本では一ヵ所(浜松町)でしか生体認証の申請、登録ができない。こればっかりは東京へ向かう必要がある。顔写真の撮影と、指紋の採取で終了。
生体認証の手続き終了後、約3日でビザの発給許可がMY CICで確認を取ることができる。(僕は1月16日に生体認証を実施し、1月19日にビザ発給がされました)
*生体認証の予約等については改めてエントリします。
入国手続きそして正式ビザ発行
書類はあくまで「ビザの申請が通った」だけ。なので、入国の際に正式なビザを受け取る。税関書類を提出し、その後imigrationへ向かう。列の誘導の人に学生ビザの発行をすることを先に伝えたら、税関職員にもその内容を引き継いでくれてご丁寧に案内された。
入国管理官にパスポート、ビザ許可書、入学許可書を提示。入国管理官は全員腕っぷしが強そうな人たちばかり。無表情なのでなかなか怖い。
書類を提出後、正式なビザが改めて発行される。立派な紙で印刷されるので、受け取ったときは素直にうれしかった。(ただ申請しただけだけど。)
このおかげで僕は2019年12月31日まではカナダに滞在できる許可をもらった。
まとめ
もちろん個人で申請をすることはできる。ただ、いざ入力となると、結構労力がかかることは事実だ。経験値の高いスタッフに依頼できるところは依頼したほうが心配事は減る。
もちろん書類の確認や、申請内容の確認は自分でする必要はあるのは言わずもがな。僕みたいに入学許可書の名前が違ってました、なんてこともある。
申請準備から発給、渡航までは少なくとも3ヵ月くらい余裕を持っておけば、何かの間違いがあって修正するさいに焦らなくてもいい。色々な失敗の多くは、時間への焦りだと思うのでなんでも余裕をもって行っておく方が吉だと思う。
ではでは。