駄話日記

おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり

村上春樹の主人公の生活

以前も同じような記事を書いた。

 

村皆見春樹の主人公のような生活について。

 

この間、会社の先輩と「小さな幸せ」について話した。

その先輩は、

朝起きて、コーヒーを淹れて、公園に行って過ごすことに最近幸せを感じるという。

時間があると朝食にハムとチーズのサンドイッチを作って公園で食べるらしい。

 

それ、村上春樹の主人公ですよね。ということで盛り上がった。

 

僕もその先輩も村上春樹が好き。大学生の時にずっと読んでいたこともあり、小説の主人公の生活スタイルが、大人としての理想の時間の過ごし方の原体験となっているようだ。

 

もちろん僕もそういう生活スタイルが好き。

 

昨今コロナの影響で外出自粛で室内で過ごすことが増えた。

今まで日本は外の消費に傾倒しすぎて、手近な幸せを見失っていたのではないかなと思う。意外と近くにあるもので幸せを感じることもできる。もちろん、「消費は経済を動かす」と心から思っているが、お金を使うだけが生活ではない。

 

こんな時だからこそ、新しいストレスの発散を見つけないといけない。

人それぞれだと思うけれど、僕は淡々と物事を進める掃除や洗濯なんかはすごくいいと思う。政治とか、経済とか汚いもの、汚れていくもの、腐敗しきったものが多い昨今で、目で見て奇麗になっていくのがわかる。それだけでも、だいぶ生活はよくなる。

 

面白かったのが、先輩も僕も最近アイロンがけが大好きということ。

これはもう村上春樹だね。