TOEIC満点女子からシャドーイングのコツを習った!
って話。
イントロ
年末にTOEICを受験し、スコアが返ってきた。
今回は少し自信があったけれど、結果は残念。特にリスニングが思ったよりも伸びなかった…
公式問題種のリスニングを何度も聞き直し、音読も繰り返したのだが、伸びている感じがしない。新しい教材を買ってみようかと考えていたら、ストアカでシャドーイングの講座を見つけた。
シャドーイングを習う
シャドーイングはリスニング力だけでなく、英語力のアップに繋がる訓練だ。外国語(英語以外)が堪能な人に、勉強方法を伺うと、必ず出てくる。
語学堪能者が取り入れているトレーニングをしないわけにはいかない。そこで、シャドーイングを勉強に取り入れるべく、本講座を受講してみた。
講師:宍戸律子先生
約8年カナダに滞在。英語講師だけでなく、ヨガにも精通。様々な英語スクールのメソッドとともに、独自のメソッドをハイブリットした勉強方法を教えていただいた。
シャドーイング 下準備編
①ファーストリスニング
何もテキスト見ずに、ただ英語音声のみをリスニング。ここでの目的は、「どんな内容を話しているのか」を把握すること。詳細まで把握する必要はなく、あくまで全体像だけ。
ちなみに使用教材はCNN ENGLISH EXPRESS
そこで、改めて気が付いたことは、「英語は結論を先に話す言語だ」ということ。文章の多くは、「〇〇についての話です、ニュースです」ということが非常に多い。そのあとに流れる音声はその説明や補足だ。まずは、結論を聞き逃さないことが何より重要。
②単語
次に単語の確認。たまに英語の勉強方法で、中学生単語で会話は十分と聞くこともあるけれど、単語力はあるに越したことはない。何より、文に使われている単語の意味を把握することは、内容の理解を深化することに直結する。そして忘れてはいけないのは、単語を発音すること。「発音できる単語=聞き取れる単語」だからだ
そして、単語を把握し再度リスニング。単語を把握しただけで、文の理解度は一気に上がる。この段階でもスクリプトは見ない。単語がわかれば、文の補足内容も詳細が把握できるようになる。
③発音、リンキング練習
ここでやっとスクリプトの登場。ここでは、無声音の確認や、リンキングを確認しながら発音する。無声音、リンキング、RとLの発音、thの発音etc。様々な発音テクニックを教わりながら、読み込みを行っていく。少しずつだがそれっぽい発音になるのが楽しい。
にしてもリンキングは教えてもらわんとマジでわからん…
⑤読みと筆記の同時進行
次に、英文を読みながら、同時に紙に英文を書いていく。これがなかなか難しい。がこの段階が一番重要だと思った。
読みながら文字を書くので、無声音も文字化しないといけない。つまり、口で発音している音とスペルが異なるときがあるのだ。
これを何度か繰り返し、文章の内容と発音をインプットしていく。仕上げには、暗唱まで出来るようにする。
ここまでがシャドーイングまでの下準備。
実践編
音声を聞きながら、シャドーイングする。まずは難しいのでオーバーラッピング。音声と合わせて、発音する。
それが出来るようになれば、いよいよシャドーイングだ。音声に続いて、真似をする。
スピード、発音、強弱etc真似する要素はたくさんある。
そこで必須なののは自分の声を録音すること。ネイティブの発音と自分の音声の比較をすることだ。「どこがネイティブと違うのか、を詳細に分析すること」がシャドーイングでは重要とのこと。
自分の声を聴くのは嫌いだけれど、英語上達のためには必須のようだ。耳と口をフルに使うので、顔が疲れる。笑
まとめ
レッスンで学んだことはこんな内容。そもそも1時間のレッスンだったが、1時間40分くらい行っていただいた。先に書いたように、シャドーイングそのものも重要だが、それを行う前段階がとても重要だ。シャドーイングの本はたくさん売っているけど、前準備に焦点を当てている物は少ないと思う。
実際に受講して、勉強のノウハウはもちろんだけど、この方法なら出来そう!という勉強へのモチベーションへも繋がる講座だった。
また、先生の海外留学の話を聞いたり、英文法でおススメのテキストや、日々の勉強法など役立つ情報も教えておらって大変満足。
興味のあるか方、一度リンクをのぞいてみてください。
ではでは。