駄話日記

おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり

程々に、そしてまた歩き出す。

2時ごろに目が覚めた。

 

本を読んだり、携帯いじったりしたけれど眠れそうにない。

 

気がついたらもう4時半だ。

 

外は結構な雨なので今日はスケボーの練習は無しと早々に決め込む。朝飯を食べるには早すぎるから、引き続きベットでごろごろ。

 

POPEYEの2013年バックナンバーを取り出して再読。5年前の11月号は「大人になるには」がテーマ。僕は今28歳。世間一般としては十分に大人かもしれないけど、大人になっていない。僕が考えていた30歳付近の大人はもっとしっかりしていた様な気がする。

 

早くも11月だ。今年もあと2ヶ月。去年から色々な事があった。どちらかといえば負け試合ばっかりの一年だったけど。自分の不甲斐なさを悩んだけど、今となっては「ショウガナイ」と気持ちに分別が出来るようになってきた。一歩成長。

 

僕は、子供の時から今まで勝ち負けでいうと勝った経験の方が少ない。陸上ではパッとしないし、サッカーや卓球だって勝った回数は片手で十分。大学受験だって、卒業式の後に受験をしたくらいなかなか決まらなかった。

そう、振り返ってみれば僕の歴史は負けの積み重ね。この度の会社の件だってその負けの歴史の1ページにすぎない。ただちょっとスケールが大きかっただけ。

 

負けたことの原因を究明していたら永遠とタラレバの話になってしまうのでキリがない。だったら「ショウガナイ」で割り切る方がいいような気がする。

 

脚本家 山田太一さんは言った

「多くの要因は“なにか”のせい。

自分のコントロールじゃないですよ」と

 

ここ2年ほど、無理に現代に乗っていこう、現代にマウントを取っていこう、勝っていこうと躍起になってきた。ただ結果は、残念ながら…適応したと思っても、それはいっときの勘違いで自分本意の在り方ではなかったのかもしれない。上手くいって調子に乗っていた。コントロール出来ると勘違いした。バカである。

 

反省は終わった。後悔も終わった。マイナスがやっと0へ戻ってきた気がする。そろそろ次に向けて動く必要がありそうだ。

 

まずはリミットの線を一度引き直そう。無期限に惰性でいっても良いものにはならない。

 

退職の際に先輩に言われた。

「自由な時間も仕事も、なんでも程々にな。度が過ぎると戻れなくなんで」

 

そろそろ「歩き出す時」だ。

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