駄話日記

おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり

ドイツの軟膏

PFERDESALBE

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ヨーロッパへ渡航するちょっと前にスケボーで転んで肘と手首を痛めた。旅行中もしばらく痛くて、ドイツへ入国した際に湿布を買うことを決めた。

何故なら、一国目のデンマークでは処方箋薬局に湿布が売っていなかったのだ。(探し方に問題があったのかも)

 

ハンブルクについて処方箋薬局に入る。が、残念ながら湿布はなかった。あっても、ホッカイロみたいな加熱式。しかも高い…こんな事なら日本から持っていけば良かったと後悔。

湿布はないけどと代わりに提案されたのがこの軟膏だった。話によると、筋肉痛とか、関節の痛みとかに効くと。ドイツ語は分からんので、パッケージで読める単語だけ追っかける。

メンソール、ローズマリーこれしか分からなかったけど、処方箋薬局で売ってるものだし、身体に悪いものは入っていないだろうと安直に決定。

薬局のおばちゃんも、これは昔からの定番だから的な話をしてくる。ドイツの伝統を信じてみることにした。

 

結果、これが効くのだ。メンソールの効果かひんやり気持ちいい。熱を取ってくれてる気がする。塗った瞬間はベタつくけど、すぐにサラサラに。

手首だけでなく、歩き疲れた時はふくらはぎにも使用。完治はいかないけど、だいぶ足が楽になった。

で、肝心の手首だけど、この薬のおかげか時間の経過か分からないけど痛みはほとんどなくなる。正直いっときは握力が一切無くなるほど痛かった。それから比較するとかなり回復。

 

いやいい薬を薦めてもらった。

ドイツおそるべしである。

 

何より、ドイツの処方箋薬局は薬剤師が症状を伝えると、薬を提案してくれることがありがたかった。処方箋がなくてもカウンセリングしてくれる。ヨーロッパでは下手にドラックストアでよく分からない薬を買うよりは、処方箋薬局にいく方が効率がいいと思う。