国民年金は「一時」支払いを延期できる
って話。
これは僕が、実際に行った手続きのお話です。
イントロ
無職になった今、毎月頭を悩ませている案件が「税金」案件である。
入るものは無いけれど、国民年金、社会保険と月々の出費は決まっている。
税金の支払い自体は国民の義務なんだけれど、毎月結構な金額が出費となるのは厄介だ。
そもそも、年金に関しては、払ったところで、無事に返ってくるかがわからない。GPIF(年金管理積立運用独立法人)による、運用のせいで、15兆円弱の赤字をを作ってるくらいだ。
赤字をこさえたのだから、僕たちの年金が減額されることくらい俺でもわかる。そんな国には正直びた一文も払いたくないのが本音だ。だって、年金払ったって返ってこないでしょ…
国民年金支払い延期が出来ることを知る
そんな文句はさておき、今日の本題。国民年金は一時支払いを延期できる。僕は、大学生の時に、免除をした。そして、社会人になってから、不足分を追納した。
ただ、これは、学生だから出来たのだと思っていたけれど、そうではなかった。
昨年、一人暮らしの時、年金払うと生活厳しそうだなと思って、年金事務所に問い合わせた。そしたら、「では、延期の手続きしてください」と言われたのだ。
全くの不勉強だったが、学生でなくても延期ができ、追納が出来るようだ。
これは、使うしかねぇ!
必要なものと大まかな流れ
用意する物
- 離職票
- 年金手帳
提出場所
- 各地域の年金事務所
ざっくりした流れは、「申請→審査→認可」だ。
何より必須なことは、現在仕事をしていない、収入がないということ。
これが証明できることが必須だ。それが一番わかりやすいのが離職票。
転職でももちろんだが、退社すると「離職票」が発行される。これによって、ハローワークの登録や、失業給付金の手続きを行っていく。
離職票と年金手帳を持って、地域の年金事務所へ
年金事務所では、国民年金の支払い延期をしたい旨を伝えよう。そうすると、窓口で必要な書類を記入することになる。
主に、氏名、住所、理由を記入。
窓口のおばちゃんに、審査で落ちる人は多いのか伺ったところ、
「20代で転職理由とか、求職中であれば、基本的に落ちることは無いですね。」
また、
「海外に住所を移すせば、その間は年金の支払い義務自体がなくなりますよ。」
とのこと。このおばちゃん、すごい提案してくるぜ。
年金事務所での手続きが済むと、市役所または区役所に書類が送付される。審査には2~3週間ほど必要とのことだった。ただ、僕の場合年末に行ったので、約4週間ほどかかった。
その後、審査の結果が来て、問題なく延期出来たらそれにて終了。
ただ、延期分を追納できる期間は10年以内と決まっており、その間に追納する必要もある。また、2年以内の追納であれば追加金額はなし。3年以降になると、期間によって追加の金額を払わないといけないから注意が必要だ。
後日談
こんな落ちで申し訳ないが、僕は申請はしたが、結局支払えるまでは払うことにした。
つまり、審査事態を途中で取りやめてもらったのだ。
実際に負担はあるけれど、後日まとめて追納するほうが負担が大きい。(あたりまえだけど…)。いざ仕事を始めても、しばらく税金支払い地獄になるのであれば、今地獄を見ておいた方が良いと思ったからだ。
ただ、年金事務所とか行ったことがなかったし、支払い延期が出来るなんて知らなかったからいい経験にはなった。
これはあくまで僕のケース。実際には、年金事務所で話を聞いたり、延期するかを自分のケースに合わせて考えるべきなので、その点悪しからず。
ではでは。