庭の草、僕の思考について
色々と考えることが嫌になった。
何か目の前のことに何か集中すれば、余計なことは考えずに済む。
庭を眺めていたら雑草がひどかった。
草むしりをすることにした。
ヤブ蚊が飛ぶ中草むしりを続ける。
最初は気になっていた蚊の羽音もだんだん気にならなくなってくる。
蚊が嫌いなのではなく、羽音が嫌いなんだという結論に至った。
日が高くなって来た。刺すような陽射しだが、その中黙々と続ける。庭の1/4ほどが綺麗になった。単純な作業を効率よくそして綺麗に行う。
草をむしり庭が綺麗になる。やったことがすぐに結果になるのはいい。もやもやしながら時間が来るのを待つことは苦手だ。その割にいざその時が来て見たら、その時のもやもやを含め色々なことと忘れているし、気にしなくなっている。
シンプルに、考えるのは常に一つだけ。
複数のことを一度に考えられるほど僕は優秀ではないし、そうなることを求めてもいない。
考えるときに考えて、考える必要がないときは考えない。それでいい。