駄話日記

おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり

記事の寿命

永遠の命では無いのはどの記事でも一緒。でも、延命させる方法はあるはず。

 

僕みたいな弱小ブログでもバズる記事はある(あった)。ただ、そのバズはいつまでも続くことでは無い。

 

2017年春夏SupremeのオンラインサイトBOT対策のため画像認証を導入した。急な出来事だったので、購入に戸惑うことも多く、買いたかった商品を逃してしまった事が何度かあった。

 

そこで、当時の僕はSupremeオンラインの画像認証についての記事を書いた。合計で10記事ほど書いただろうか。どのような画像があるのか、選択しやすいパターン、そして購入に至るまで。自分で言うのも何だけど、まぁまぁな出費をして書いた。

 

まだ画像認証が導入されて間もないタイミングだったので、記事掲載後やたらとアクセス数が伸びた。毎週金曜日と土曜日の午前中は自分でも驚くくらいのアクセス数だった。いっとき「Supreme 画像認証」でGoogle検索すると上位にヒットしたくらいだ。

 

で、それらのバズはどのくらい続いたか?だいたい半年で潮時となった。当然もっと詳しい記事も出てきたし、システムや攻略により言及した記事が出てきたこともある。あくまで僕のは一ユーザーが手元のツールで実施検証しただけに過ぎないのだから…

 

先述の通り、どんな記事でも寿命がある。勿論、歴史とか化学とか不変的な要素の多い記事など一部例外はある。(これも、新しい発見によって変化するから寿命は不可避かもしれない)

そこで改めて記事を書く上で大切だなと思ったのは下記のこと。

 

①ニーズに合致する

②リアルである

③継続する

 

この三つの要素を僕の記事を例に考えていく。

まず①ニーズを満たす、だが、僕の記事はたまたまSupreme好きのニーズに合致した。HOW TO系記事へのアクセスが多いということは、それだけ方法がわからない、知りたいと思う人が多いからだ。そのHOW TOのトピックが今のニーズと合致していれば、それだけバズる記事になるのだ。しかもその内容がブルーオーシャンならばアクセスを独占できる可能性が高くなる。

 

次に、②リアルであること。画像認証の記事はあくまでアプリで画像認証を攻略するにはどうすれば良いかという内容だった。BOTのような特殊なツールの使用や、別タブの方法などは触れていない。一般ユーザーのツールで如何に購入できるかをまとめたものだった。当然失敗もあるし成功もある。それぞれどのようなネットワーク環境下で購入できたかなど、比較的読者のリアルにも近い内容だったと思う。

読み手との環境に乖離があると、どんな記事でも一気に現実味が薄くなる。

 

最後に③継続すること。僕はこれが出来なかった。成功体験を記事にした後このトピックに終止符を打った。その後どのようになっていて、現在では如何様に変化しているなどを書かなかった。更新しない事でその内容はどんどん過去の物になり、参考にならなくなってしまう。アクセスの多い記事については更新や後日談も踏まえて続けないといけない。

勿論人間だから、書いている内容に飽きてくる。そうしたら、新しいバズを起こさないといけない。

 

これらは全て記事を書く上で当たり前のことだと思う。社会のニーズから適切なトピックで記事を書き、実体験や環境からリアルに置き換える。そして継続的にその事実を追いかける。そうする事で記事の寿命を伸ばすことは可能だ。長く更新する記事はそれについて深く考察しているという事だから自然と内容も深みが出てくるに違いない。

 

でも、僕みたいな雑記はそもそも繰り返し読む記事がない事が根本的な問題なんだよね。笑