駄話日記

おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり

必要から始まる

何か新しいことを覚えたい。

新しい知識を習得したい。

そんな事を常々考えてる。カタチから入るタイプのため、何か始めるとなると書籍を買いに行く事から始まる。

 

例えば、ちょっと前は統計学に興味があった。仕事がなくなってすぐの時で、これから何を力に求職をいて行くかを考えた時に漠然と「統計学」が思い浮かんだ。

 

早速本屋や図書館に行って統計学関連の書籍を探し読んでみる。が、頭に入ってこない。入ってこないというより、「響かない」いくら長く読んでも、ペンを動かしても自分には統計学が響いてこないのだ。

 

「必要なスキルは自然と身につく」と聞いたこともあるし、HOW TO本でも読んだことはあるが、その通りだと思った。今の僕には統計学は興味の対象であるものの、必要なスキルではなかったようだ。実体験として、excelがある。全然職では全くほとんど使わなかったから、ピボットや関数を独学で学んでも使う機会がなかった。結果、覚えたことは風化していった。しかし、転職をしてから一番使うものはexcelだったこともあり、覚えないと仕事にならなくなった。結果、僕はexcelの技能が少しだけスキルアップをすることができた。

 

何事も学び覚えるきっかけは「必要性」だと思う。

例えば、海外に行く→話せない→困る

この困るが必要性に当たる。人は困らないと学ばないし、覚えない。それが実生活に直結する項目であれば、優先順位も高くなるし、必死になる。

 

退職をしてからもっぱら毎日可能な限り英語に時間を費やしている。なぜ?海外に行った時に「困った」からだ。そして最低限、英語だけはできる必要性を感じた。何より今後「困る」可能性が大きくなると個人的に思ったからだ。

 

よく、「英語だけができても」と聞くけれど、出来ないより出来た方がいいに決まっている。

 

チャンスがあって少しでも良くなるのであれば変わった方がいい。