Europe trip Day–6 世界遺産でミサ
10月7日
今日は移動日。
出発前に、スーパーに寄ってりんごを購入。
ヨーロッパに来てから1日2個食べてる。日本より小ぶりだけど酸味があって好き。
今日は10度くらいで風があって寒い。
9:35の電車に乗って目指すはケルン。
ブレーメンと香川でおなじみドルトムントを通過して約4時間30分程度で到着。
30分程遅れて到着した。ドイツの電車も遅れるのね…
目指すはケルン大聖堂。
相変わらずドイツの建物は背が高すぎて写真におさまらない…
外の無機質な感じと比べて中は対照的にステンドグラスが美しい。
光の入り方が本当に綺麗だ。川を渡って夕焼けや夜景を撮影。タイムラプスも撮影できた。
夕飯を求めてケルン駅へ戻る。
ケルン大聖堂に立ち寄ってみるとミサをやっていた。そうか、今日は日曜日。町に人は少ないし、お店もやってないわけだ。世界遺産でのミサなんて滅多に参加できるわけではないので、参加してみた。日本では、清水寺で説法を聞く感じかな。ドイツ語なので全く何を言っているのかもわからないけど、有難い話には違いない。
神父の声が琴線に触れて落ち着く落ち着く。終いにはパイプオルガンが流れてその場で眠くなってしまった。
子供達もミサに参加していた。外国の人と話すとよく話題が出るのが「宗教」のこと。深い話じゃなくて、なんで「無宗教」なのかってこと。とりあえずいつも「クリスマスもハロウィンも正月も楽しみたいからだよ」と言っている。ただ、単純に子供の時から宗教に触れ合う機会が少ないだけな様な気がした。正直宗教の話を日本で話すとなると一種タブー視されることもあるし、宗教の話=振興系ってイメージが拭えないこともない。(これは勝手な私見だけど)自分が何宗と考えるなんて正直葬式くらいだもの…
子供の頃から、信仰を受ける習慣をもつことも良いことなのかもしれないなとミサに参列してみて思った。確かに、普段から信仰心がないのに、ここぞとばかりに賽銭やら御神籤やら、神頼みってのも変な話な様な気がしてきた。
シャッタースピード8秒で撮影したら金色に輝いてしまった。笑
ドイツワーカーのユニホームもかっこいいね。
Europe trip Day–5 ハンブルクで一期一会
10月6日
トロルのいびきで眼が覚める。地鳴りかと思うくらいうるさい。耳栓でやっとましになった。
午前9時ごろ一段目のベットの人と住人と出かけるタイミングが一緒だったので朝食を共に。
ハンブルクの大学院生でPhDを目指しているとのこと。専攻が仏教ってのが意外だった。
朝食後美術館を案内してもらった。これも一期一会だ。
美術館はマジで広すぎ。1日は潰れそうなので急ぎ足で。
その後彼が大学院に戻るとのことで駅でお別れ。午前中ありがとう!
昨日の段階で行きたいところに目星はつけていたのでそこを目指す。
相変わらずドイツの建物は高い。
まずは聖ニコライ教会へ。第二次世界大戦の爪痕が残る教会
エレベーターに乗って上を目指す。「ドイツの科学は世界一ぃ」とシュトロハイム様はおっしゃっていたが(わからない人は調べてね)流石に石とレンガの建物には怖くて全幅の信頼は置けない…
15分ほどいて降りてきた。
その後はオペラシアター?まで散歩。
途中で立ち寄った聖ミヒャエル教会のパイプオルガンの演奏とステンドグラスが本当に綺麗だった。
ハンブルクで一番好きな教会かもしれない。
パイプオルガン
ステンドグラス
港町を通過しながら。この均一感、ドイツだね。
オペラシアターはこんな感じ。
本当は夜になってデッキがついたのを撮影したかったけど…
オペラホールから戻って来る途中急にアイスが食べたくなった。珍しくこの5日間アイスを食べていないことを思い出したら無性に食べたくなった。シティホールの近くに人気がありそうなアイス屋さんを思い出したので行く事に。
そこで、本日二度目の一期一会。
列で待っていると、後ろから「Did you come from TAIPEI ?」の声が。
理由を聞いてみたら財布の外側に入っている「台北Suica」が目に留まったからだと。
ちなみにその女性は香港からの旅行者。なるほど、よく見てるな。
アイスを食べながら、話をしているとちょうど同じ様な境遇で、歳も一緒。ついでにホテルも一緒だったので、近くで夕飯を食べた。
これからの旅行の予定や、ざっくりとした将来の事をフランクに話す。すごく面白かったけど、これは本格的に英語を勉強しないといけないなぁ、と改めて思う。英語でコミュニケーションを取るのは本当に難しい。自分で話していてても文法が滅茶苦茶だし、単語が間違っているのもよくわかる。
その点、大学院生も、香港の彼女も大らかな優しさで拙い英語を理解をしてくれていた。
何度か海外で一人旅をしているが、今回ほど同世代の人と話すことはなかった。
多分友達ときてたらまず他の人に話しかけないだろうし、一緒に夕飯にも行かない。
一人で行ったとしても昔の僕だったら絶対にコミュニケーションに窮していただろう。(今も窮するけど)その点一年間ベルリッツで「諦めないで話させる」というトレーニングは効果的だったのかもしれない。そして、自分から話しかけるという苦手をちょっとづつ克服しつつあるのかもしれない。
正直、現地で出会った人と旅を続けるというのも魅力的だが、まぁ一期一会ですよ。
また、お互いの国に遊びに行った時はよろしく!
明日は移動の日だ。
Europe trip Day-4 ドイツ ハンブルクへ
10月5日
今日はハンブルクへ。
11時35分、ハンブルクへ行きの電車へ。初めて電車で国を超える。
*切符の買い方は後でまとめます。多分需要ないけど…
ドイツへは海を渡るが海底トンネルと思いきや、まさかのフェリー。
電車ごとフェリーに突入である。
一時間ほどフェリーに揺られ、ドイツへ上陸。
ここからさらに2時間弱電車に揺られること無事ハンブルクへ到着。
デンマークに比べて多国籍だ。
移民のニュースは聞いていたけど、ここまで多国籍とは…
トルコ系、アフリカ系、アラブ系。たくさんの人種がハンブルク駅にはあふれていた。
16時半に到着し、ホテルにチェックイン。
とりあえず、市内の地図をもらって適当に散歩。
ドイツには背の高い建物が多い。明日以降に行きたいところの目星をつけて今日はサクッと観光終了。
帰りにスーパーで惣菜を買おうと思ったら、僕の滞在先のホテルは移民系が多いようでスーパーの食材が特殊すぎる。そもそもお惣菜がない…しかも、今回のホテルはキッチンなしときたので、難しい調理はできない。
一旦駅まで戻ったら、駅の中のスーパーは比較的いい感じ。
サラダバーでキヌアのサラダを作って夕飯にした。
今回のホテルのルームメイトはとてもフレンドリーなイギリス人。
ホテルのパブで一緒に飲むことに。パブでは他のグループと合流。
イギリス、オーストラリア、フランス、イタリア、プエルトリコ、日本の多国籍宴会を開催。
「アフリカ大陸とと北アメリカ大陸ががいないね」と、僕がいうと
「アメリカは必要ない」と皆んなが一斉に言ったので、世界におけるアメリカの立ち位置が気になってしまった。
ビールを飲みながら、サッカーと格闘技の話題で盛り上がる。ドミトリーはこういう出会いがあるので面白い。これからの旅行の予定とか、どこの観光地がオススメだとかをざっくばらんに話す。
ついでに、自国の料理談義が一番盛り上がった。スポーツ雑誌編集者のイタリア人は、他国のボロネーゼが許せないらしい。理由はソースが少なく、ボロネーゼには太いパスタを使っているところが海外ではまず見ないかららしい。
ちなみに、海外の「寿司バー」と「カリフォルニアロール」は寿司では無いという事は海外でも理解はされていた。
共通言語はもちろん英語。もっと流暢に話せたら良いのにと常々思う。そもそもなんて言っているのかもよく分からん…
さて明日はハンブルク観光。例によってぷらぷら歩いて楽しもうと思います。
Europe trip Day-3 だらだら歩いて
10月4日
コペンハーゲンをだらだら30分ほどランニング。
海外に行くと普段しないことをするのは性ですね…
朝ごはんをスーパーで買って行動開始。
午前中はシティセンターの読書室へ。
ポール・ヘニングセンのランプがお出迎え。
小雨だったので二時間ほどだらだらと読書。海外で本を読むってのは至高の贅沢だね。
午後は、昨日調べていた古着屋に行くことに。
歩いて約4km。途中で色々なセレクトショップや文房具店を覗き見。
DOUBLE A BY WOOD WOOD
TOWNSFOLK
目的の古着屋に到着。まさかの全部レディース…
まぁ、しょうがないよ。
気を取り直して駅の方へと戻る。
明日移動するための電車の確認。
時刻は午後3時。古着屋の消化不良もあって、古着屋巡りを再開する。
ここはなかなか良かった。というかめちゃくちゃ安い。デレクジータのTシャツがあったけど、ヨーロッパでアメリカのものを買う必要性も無いのでパス。ちなみに革靴の量が凄かった。
ここはSupreme系のセカンドハンド。
量は多く無いけど結構昔のアイテムも置いてあった。18SSのgarçonコラボTが2000DKK。34000円だから結構良心的なお店。
その後は、
デンマーク自転車を撮影したり、
疾走感のある写真を撮って遊んだり。
ちょっと路地裏のカラースプレー専門店にはデジタルアンダーグランドのパンプティーダンス(オリジナルとはスーツの色が違う気がする…)っぽいグラフィックを見つけてテンションを上げたりとだらだら過ごした。
うん、昨日に比べれば、特に何かしたわけでは無いな。
毎回思うけど、ヨーロッパの工事作業着がおしゃれなんだよな…
今回もWORKMAN的なショップが見つけられなかった。
Select Shop in Denmark NORSE PROJECTS
第2回目はNORSE PROJECT。
日本のブランドを中心にセレクトしているお店。
NORSE PROJECTS、orslow、nanamica、Hender scheme、visvimなどを展開。
日本にあってもおかしくないようなブランド展開のショップである。
日本ブランドが多い理由は、スタッフの皆さんが日本のブランドの影響力が強いと感じるからとのこと。1枚目の写真のソックスは日の丸モチーフだ。
コンサバティブなファッションのデンマーク男性には受けが良さそうなラインナップ。
極端に尖っていないけど、機能美があったり、物作りにこだわりの強いブランドが多く、デンマーク男性の受けはいいとのこと。
時季が冬が近いこともあり、デンマークの人もアウター着用率が高い。
しかし、男性でダウンアウターを着ている人はあまり見かけない。着ていても薄手のダウンベストか、ライナー。多くは、ナイロン系のアウトドアブランドのジャケットか、ウールのコート。あまり着ぶくれしすぎて可動が妨げられるのを嫌うのかもしれない。
商品にnanamicaが展開されていたけれど、確かに自転車大国のデンマークでは人気がありそうなブランドだ。
オリジナルのNORSE PROJECTSはすごいカッコいい。
めちゃくちゃ好みだ。
もちろんフットウェアも充実。
consortiumのfalconが置いてあって驚いた。ブランドを調べてみたら、consortiumブランドらしい。
この黄色は買うのを迷った。マジで欲しい…
コンサバ寄りのファッションは好きだけど、ちょっと尖った雰囲気の商品も合わせてみたいって人にはおすすめのショップだと思う。
https://www.norseprojects.com/projects
Europe trip Day-2 コペンハーゲン巡り
10月3日
時差ボケで寝たり起きたりを繰り返し。
夜中雨が降っていたが明け方には止んでいた。
今日の予定は図書館に行くこと。
朝ごはんを適当に済ませていざデンマーク王立図書館へ。
通称ブラックダイヤモンド。黒曜石の外壁はいつ見ても綺麗。
午前中はこの図書館で本を読みながら午後の予定を立てる。
午後はストロイエ通りを中心にぶらぶら。
6年も経てばお店が入れ替わってるし、新しいブランドができていた。
ARKET
HENRIK VIBSKOV
CINNOBER
NORSE PROJECTS
*各セレクトショップは別エントリにて
ニューハウンを通過して
フレデリック教会を通過し
デンマークデザインの物はもちろんだけど、デザインソースになった様々な物(1800年の絨毯とか、日本の浮世絵とか)が展示。このミュージアムは本当に楽し。
ただ、僕のここでの1番の目的はこのゾーン。
壁一面に椅子、椅子、椅子!
椅子が大好きな僕にとって本当に幸せな空間。イームズ夫婦、ヤコブセンなどなど。
各椅子の説明を読んでたらきりがないくらい充実。これで座れたら最高なんだけどな…
ちなみに1800年の絨毯はこちら。朱色も綺麗だし、柄も美しい。お金があったら所有したい。
ちなみに僕の好きなファッションコーナーも充実。ドレスからコンテンポラリーな物までデンマークデザインの洋服が陳列。その中でも気になったのはこれ。
そう、生地見本。残念ながら触れないので、このテキスタイルしか見れないけど、本当は全部見たい。できたらこの生地見本が欲しい。
と、写真を撮りながらかれこれ2時間半近くミュージアムをうろうろ。
帰りにスーパーでりんごと水を買ってホテルに。
帰りに世界最古の遊園地チボリ公園を通ったら、ハロウィン仕様になってた。
今日は歩いたので、とりあえずビールを飲んでまったりして寝るとします。