Europe trip Day–5 ハンブルクで一期一会
10月6日
トロルのいびきで眼が覚める。地鳴りかと思うくらいうるさい。耳栓でやっとましになった。
午前9時ごろ一段目のベットの人と住人と出かけるタイミングが一緒だったので朝食を共に。
ハンブルクの大学院生でPhDを目指しているとのこと。専攻が仏教ってのが意外だった。
朝食後美術館を案内してもらった。これも一期一会だ。
美術館はマジで広すぎ。1日は潰れそうなので急ぎ足で。
その後彼が大学院に戻るとのことで駅でお別れ。午前中ありがとう!
昨日の段階で行きたいところに目星はつけていたのでそこを目指す。
相変わらずドイツの建物は高い。
まずは聖ニコライ教会へ。第二次世界大戦の爪痕が残る教会
エレベーターに乗って上を目指す。「ドイツの科学は世界一ぃ」とシュトロハイム様はおっしゃっていたが(わからない人は調べてね)流石に石とレンガの建物には怖くて全幅の信頼は置けない…
15分ほどいて降りてきた。
その後はオペラシアター?まで散歩。
途中で立ち寄った聖ミヒャエル教会のパイプオルガンの演奏とステンドグラスが本当に綺麗だった。
ハンブルクで一番好きな教会かもしれない。
パイプオルガン
ステンドグラス
港町を通過しながら。この均一感、ドイツだね。
オペラシアターはこんな感じ。
本当は夜になってデッキがついたのを撮影したかったけど…
オペラホールから戻って来る途中急にアイスが食べたくなった。珍しくこの5日間アイスを食べていないことを思い出したら無性に食べたくなった。シティホールの近くに人気がありそうなアイス屋さんを思い出したので行く事に。
そこで、本日二度目の一期一会。
列で待っていると、後ろから「Did you come from TAIPEI ?」の声が。
理由を聞いてみたら財布の外側に入っている「台北Suica」が目に留まったからだと。
ちなみにその女性は香港からの旅行者。なるほど、よく見てるな。
アイスを食べながら、話をしているとちょうど同じ様な境遇で、歳も一緒。ついでにホテルも一緒だったので、近くで夕飯を食べた。
これからの旅行の予定や、ざっくりとした将来の事をフランクに話す。すごく面白かったけど、これは本格的に英語を勉強しないといけないなぁ、と改めて思う。英語でコミュニケーションを取るのは本当に難しい。自分で話していてても文法が滅茶苦茶だし、単語が間違っているのもよくわかる。
その点、大学院生も、香港の彼女も大らかな優しさで拙い英語を理解をしてくれていた。
何度か海外で一人旅をしているが、今回ほど同世代の人と話すことはなかった。
多分友達ときてたらまず他の人に話しかけないだろうし、一緒に夕飯にも行かない。
一人で行ったとしても昔の僕だったら絶対にコミュニケーションに窮していただろう。(今も窮するけど)その点一年間ベルリッツで「諦めないで話させる」というトレーニングは効果的だったのかもしれない。そして、自分から話しかけるという苦手をちょっとづつ克服しつつあるのかもしれない。
正直、現地で出会った人と旅を続けるというのも魅力的だが、まぁ一期一会ですよ。
また、お互いの国に遊びに行った時はよろしく!
明日は移動の日だ。