駄話日記

おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり

村上春樹の「僕」の生活

僕の生活がタイトルのそれと重なっていたのでつい。

 

僕は、『ねじまき鳥クロニクル』が好きだ。

主人公の僕は、務めていた法律事務所を退職し、専業主夫として生活をしている。奥さんの稼ぎもあるから暫く、好きなことをやりながら過ごしているのだ。

 

今回は、『ねじまき鳥クロニクル』についてではなく、その主人公の生活スタイルについて。

以下読みにくいけど、出来るだけ村上春樹風味再現で…

 

主人公「僕」の生活

彼は、朝起きて、洗濯物を干し、奥さんのクリーニングを回収する。その足で、スーパーへ買い物へ行って、外で昼食を食べる。ただ、ほとんどは家で昼食を作る。たまにはグラスのビールも飲むこともある。前日のポテトサラダを食パンに挟んだり、パスタを作って食べる。

 

午後は本を読んで、時には区民プールで泳ぐ。彼は泳ぐことが上手い。そして昼寝をする。夕方には洗濯物を取り込み、シャツにはアイロンをかける。

 

夕食に冷ややっこやポテトサラダを作る。作りながらビールを飲む。まだ、お腹が減っているときにはご飯を炊いて、みそ汁を作ることもある。

 

食後はジョニーウォーカーオンザロックを飲みながら、レコードを聴いて、本を読んで、時には映画を見て寝る。

そんな繰り返しだ。

 

僕の生活

朝起きて、コーヒーを入れる。洗濯物を干し。ブログを書いて、お勉強。

 

前日の夕飯の残り物を、お昼として食べる。午後は3時半まではお勉強。集中力が続かないときは、さくっとやめる。その後1時間のランニングで汗をかく。帰宅してシャワーを浴びて午後5時。

 

洗濯物を片付け、夕飯を作る。まずはご飯を炊く。自信過剰だけれど、「素人ご飯炊き選手権」があれば、上位に食い込む自身がある。そのくらい僕の焚くご飯は美味しいと思う。

 

夕食後にコーヒーを入れる。コーヒーを飲みながら、本を読んだり映画を見たりして夜を過ごす。そして、風呂に入って、数独を一問といて頭を疲れさせてから寝る。

そんな繰り返しだ。

 

おわりに

「だからなんだ。」「無職の一日であることに変わりはないだろう。」

というコメント絶賛募集中。

至極まっとう。その通り。ただの無職の一日だ。

 

ただ、自分の生活が、何かに似てるなと思っていたけれど、それが『ねじまき鳥クロニクル』の「僕」だったので悪い気分にはならなかったってだけ。

 

もちろん、ジャズは聴かない、「泥棒かささぎ」も聴かないし、ヤナーチェクシンフォニエッタ」(これは1Q84)は聴いたことすらない。

 

ただ、音楽を聴くことは好きだし、読書は好きだし、料理は好きだし、ランニングも好きだし、洗濯物を干すことも好き(畳むことは大嫌い)。

 

何より、村上春樹作品が好きなので、「僕」の生活とリンクしてもばからしい生活、くだらない生活と思えなかったのだろう。

 

なんだこのまとめかた。

 

ではでは。