小林賢太郎が好き
って話。
好きなお笑いってだれ?
僕はラーメンズが好き。
なんでこんなことを書こうと思ったかというと、小林賢太郎戯曲集を買ったから。
ラーメンズの何が好きって。センス、ネタ、かっこよさもちろん面白さがあるけれど、一番は言葉遊びが優れているから。僕はHIP HOPが好きなので、言葉遊びの上手いお笑いが好き。
一発ギャグとか、テンドンとか、あくの強いキャラクタではなく「言葉」で笑を作っている。
ラーメンズのコントのセットは至極シンプル。何もセットがない時もある。
腹を抱えて笑うというようなネタはそこまで多くはない。にやり、としてしまうようなシニカルなネタが多い。また、シリアスなネタもあることもこのコンビの特徴だ。
言葉遊びが好きならば
『風と桶に関するいくつかの考察』
『不思議の国のニポン』
『名は体を表す』
シニカルな好きなら
『片桐教習所』
『片桐学概論』
シリアスが好きなら
『採集』→MUST
『小説家のような存在』
『タカシと父さん』
ここら辺を押さえておけば間違いないと思う。
また、先に出した戯曲集は、彼らのネタを文字起こししている書籍。一度ネタを見た後に読むと非常に面白い。特に言葉遊びのネタは日本語の面白さを一層感じさせてくれる。
今はソロでの活動が多いコンビ。小林賢太郎は小林賢太郎テレビだったりぽつねん。
ただ、ファンとしてはそろそろ単独を講演してほしい。それぞれの活動ももちろん面白いのだけれど、ラーメンズとしての面白さとは別だ。どのように別なのかと言われると具体的に言えないのだけれど、「最高に面白い舞台」を見ることが出来るものがラーメンズとしての良さだと思う。
シンプルそしてクールかつ面白い。そんなラーメンズを早く見たい。