駄話日記

おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり

究極の働き方改革「FIRE」について考えてみないかい?①導入編

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残業抑制、業務の平準化?

お国の決めた「働き方改革」なんてたかが知れてる。

そんなのプレミアムフライデーなんて駄案を考える時点で察しが付く。

たいていの企業は月末の金曜日締めで忙しいんだよ。早く帰れる訳がない。

どうせ、霞が関の連中の接待が多いとかそんな理由だろう。

 

そんなヘイトは置いておいて、究極の働き方改革「FIRE」について考えてみないかい?

*今回のテーマはは長文になるため、章ごとに小分けでエントリします。

 

イントロ


働き方改革と謳われて久しい。

業務の是正、残業の問題、有給取得の推奨etc。
平成生まれの僕であっても、昨今の働き方は変化していると思う。

それに対して、「最近の若者は根性がない」とか、「愛社精神がない」とか言っちゃうような輩はこの場ではいったん置いておこう。最近、究極の働き方改革FIRE」というものがある。

僕は雑誌で「FIRE」について読んで、改めて、働くこと≠人生ではないと思った。働くことはあくまで手段であり人生の目的ではない。

 

What's FIRE

「YOU ARE FIRE!」

これはトランプ現大統領の名文句だった。しかし、これからはその意味が変わるかもしれない。ここでいうFIREは

 

The Financial Independent Retire Early

 

の略。直訳すると、「財産を独立し、早期退職をしようといったところだろうか。


今、欧米では、この働き方(むしろ仕事の辞め方)が話題となっている。今までは、いかに高収入な仕事をしながら、ワークライフバランスを保つか、が働き方における一つのキーワードであった。しかし、「FIRE」は仕事自体をやめるのだ。しかも「やめる」といってもquit(辞める)のではなく、止める=引退(retire)のほうだ。

 

*たまに、仕事を辞めました、という際に、retireを使う人がいるけど、これは定年退職のように「働くことを止める」時に使う。転職等で「前職を辞めた」と言いたい場合にはquitを使う。

 

つまり、早期に仕事を止めることで、自分の望むストレスフリーなライフスタイル過ごすことを指す。これだけ聞くと、なんとも魅力的で羨ましい。しかし、本当にそんな生活は成り立つのだろうか。一番の問題点は言わずもがな貯蓄だ。国民には納税という義務が課せられている。何もしなくても、金だけは淡々と減っていく。

 

そこで次回は、「FIRE」を達成するための「貯蓄」についての考えをエントリをしたい。

 

ではでは。