駄話日記

おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり

HIP HOP小話

昨日、こちらの記事を読んで、久々にRHYMESTERを聴きたくなった。

 

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そもそも、僕が日本のHIPHOPを初めて聞いたのはポンキッキーズ。なのでスチャダラがきっかけ。でも、ほとんど同時に出てきたRHYMESTERに僕はどっぷりなのだ。

 

僕が、聴き始めたのは休止が明けてから。TBSラジオで「ウィークエンドシャッフル(akaタマフル)」を聞くようになってから。変な名前のラジオパーソナリティーだと思ったのが第一印象。噺家だと思ったら、まさかのHIP HOP歌手でした。

 

初めて「ONCE AGAIN」を聞いた衝撃は今でも忘れない。

俺の知ってるダサいHIP HOPと違う…「チェケラッチョ」とか「YO-YO‐」なんて言ってない。

「YO-YO-」って枕草子か、バカヤロウ。

最近休止発表の某グループがやってるダサラップじゃねぇ。

 

そして、思うのだ。「日本語カッコいい!

百聞は一見もとい、駄文よりも一聞なので…

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宇多丸の韻が99%「i(い音)」で踏んでいることに気が付いたときは、衝撃すぎて、まじで鼻血が出るかと思った。

 

そういえば。大学の時、図書館学の教授が

「私は、日本語のラップで丁寧に韻を踏む人を尊敬する」と言ってた。

その理由をきちんと聞いておくべきだったと今更後悔…

 

そう、彼らのライムは日本語がカッコいい言語だということを認識させてくれる。

日本語HIP HOPがダサいという人を未だに見るけど、それはカッコいいものを聴いていないだけ。

 

ツナ缶しか食べたことないのに、イメージで本マグロまずいって言ってるのと同じだよ、バカヤロウ。

 

時に、RHYMESTERはその日の気分で同じ曲をループで聞くことも多い。

 

再スタートする時には 『ONCE AGAIN』

決断する時には 『The Choice Is Yours』

色々とめんどくさくなった時には 『余計なお世話だバカヤロウ』

まぶしい夏にあこがれる時には 『Flash Back 夏』

etc

その時の自分の気持ちにピンポイントで入るから。

 

ライブに行ってもさすがのパフォーマンス。さすがKING OF STAGE!

観客の年齢層が広い。10代もいれば50代もいる。

 

会社でのフラストレーションを発散するため、スーツで全力で拳をあげる中間管理職。

夕飯の準備そっちのけで参戦したであろう、主婦っぽいおばちゃん集団。

酒を飲みながら、端っこでラップを口ずさんでいる根暗(俺!)

 

 そんなわけで、RHYMESTERについての愛を語るときりがない。

本日はこのへんで。

 

ではでは。

 

追記:「うたまる」で変換すると「宇多丸」が出てくる…windowsさすがやで。