Europe trip Day–18 まさかの最終日
10月20日
明日は早いので観光最終日。
午前中ヴィクトリア&アルバート(V&A)に行って、午後はカフェでゆっくり茶でもしながら過ごそうと思ってた。
いつものカフェで朝食。
ママレード美味い。紅茶を飲みながら1時間くらい本を読みながら過ごす。
歩いてV&Aを目指す。この旅行中ずっと歩いていたので、今日は極力ゆっくりするつもりだった。行くところもV&Aだけ。
途中で老舗デパートハロッズへよる。
食品コーナーが豪華だ。日本のデパ地下とはスケールが違う。お店の中央はカウンターになっていてご飯が食べられる。デリの空間があって、その先にはスイーツやお茶につながる。
スコーンを買った1.5ポンド。多分ハロッズで一番安い商品。スコーンはバターがふんだんに使われているせいかしっとりして美味しい。
ハロッズの斜め向いあたりにV&A。
Fashion from natureの特別展をしていた。天然素材はもちろん、染色、ポリエステル素材のリサイクルなどなど。特別料12ポンド。高い…
ドリスのコレクションがあった。
ステラマッカートニー。さすがイギリス。
エマ・ワトソンが着用していたカルバンクラインのドレス。時期的にはフランシスコ・コスタの最終作品くらい。ラフ・シモンズに切り替わる直前。素材は全部リサイクルのペットボトル。デコルテのカットがすごい綺麗。白と黒で優雅。ちなみに裾は驚くくらい長い。
貸出先はもちろんエマ・ワトソン本人。
肝心の常設展は色々あったけど、強いて言えばこのミルクピッチャーが可愛かった。
Google glassを始めてお目にかかりました。
さて、V&Aを後にしてケンジントンに戻るつもりだった。そこで一つ思い出す。「Qに挨拶していない」
ロンドン、Qでピンとくる人もいるかもしれない。そうMI6、007の本部である。『スペクター』では、破壊されていたが、無事に修復が完了して本部機能が戻っていた。
Mに(ジュディ・デンチ)にご挨拶。
僕の中でMは永遠にジュディ・デンチ。
さて、色々他にも行きたいところはあるけど戻ってお茶でも飲もう。足も疲れた。一路駅を目指す。が…封鎖されている。隣の駅まで歩くがここも封鎖。
理由はこれ
デモである。デモにバッティングした、というか、シティを中心に広域にデモをやっている。ブレグジットのデモなので熱の入り方が凄い。テレビ局は出てるし、中継のヘリも飛んでる。移動式のパブリックモニターが出て、メイン会場(バッキンガム宮殿あたり)の中継が映ってた。老若男女、犬までいる。
そのため、道路規制はもちろん、交通機関がストップ。周囲の飲食店やお土産やもこの時ばかりは閉めている。結局ノッティングヒルまで歩く羽目になった。デモの中を逆走するので先に進まない。銀座でやってる日本のデモなんか可愛いものだ。
人混みに揉まれながら駅に到着。すでにお茶をする気力も残っていない。今日最後の食事なんだよなぁと思いつつWHOLE FOODSでサンドイッチとサラダで簡単に済ませる。これが最後のイギリスご飯か、とも思ったが、フィッシュ&チップスは食べたし、鰻のゼリー寄せとか食べたくないし、バーガーも十分食べた。米は日本で美味しいのを食べたいからSUSHIはなし。そうなると、ここら辺のご飯で済ませるのがちょうどいいのかも。
さて、明日は早いからパッキングを済ませるとしよう。