ダバダ
なんてことはない、ネスカフェゴールドブレンドがおいしいって話。
カナダに来ての大きな問題点の一つがコーヒー激うす問題。
半年くらい、ドリップを実調しているため、もっぱらインスタントかマクドのコーヒーを愛飲。
で、一番メジャーなインスタントが青いパッケージの物なんだけれど、とにかく味わいがない。ただの色付きのお湯を飲んでいる感じ…
夕食後にコーヒーを飲んでいると
「寝る前にコーヒー飲んで寝れなくなるよ」
と再三注意されるが、こんなカフェインレスのコーヒーで目覚ましになるわけがない。
どんだけカフェイン態勢が弱いんだよ…
で、今日ちょっと買い物に出かけた際に見つけてしまった。
正直日本ではインスタントは論外なのだけれど、こちらでのコーヒー事情に嫌気がさしている僕にとっては、「神の雫」のような存在。いや「神の雫」もとい「神のドリップ」といったところ。
帰宅して早速試飲。
試飲もくそも味は知っている。
ただ、美味しさが段違い。これですよこれ!
気分はまさに「違いの分かる漢」
そんなわけで、僕のコーヒー問題はしばらく安泰な予感です。
ではでは。
Louis Vuitton | Spring Summer 2020 感想
Louis Vuittonの2020SSコレクションが発表されたので僭越ながら感想。
デザイナーは言わずもがなヴァージルアブロー。
ストリートからラグジュアリーブランドを手掛ける現代の寵児。
最近ではアパレルだけでなく、エヴィアンやIKEAなどともコラボレーションを手掛けるマルチ。
Louis Vuitton | Spring Summer 2020 Full Show | Menswear
全体の感想
「優雅」が率直な感想。ボヘミアンな雰囲気、ボタニカル柄、ペールトーン。SSらしい雰囲気満載のコレクションだったと思う。なにより音楽が優雅すぎて、先のFWの路地裏の雰囲気とは一変した、「表舞台」というようなコレクションだったと思う。
アパレル
スタイルに少し変化を感じた。ここ数年のスタイリングのトレンドが、「トップス大き目、ボトムスはタイト」これが比較的鉄板なスタイリングだった。というのも、昨今のスニーカーブームがボリューミー(ダッドスニーカー)ということもあり、足元を強調するには、ボトムスをタイトに、かつシンプルであることが絶対視。そのため、adidasのトラックパンツや黒スキニーを阿保みたいに見かけた。
ただ、今回のコレクションは全体的にリラックス。SSだからソリッドにする必要性もないのだろうけど、全体的にナチュラルなサイズ感だった。特にボトムス。どちらかというと太目。生地も相まって、より一層ゆったりとしたシルエットに見えた。
かなり「トップス大き目、ボトムスはタイト」は普及し時間がたっているので、新しいスタイリングへの変化かもしれない。(もしかするとOFF‐Whiteではボトムスタイトのスタイリングになってるのかも…)トップスも極端に肩を落としたような着こなしでもないので、かなりナチュラルなスタイリングになった気がする。ナチュラルというよりフェミニンな雰囲気。
象徴的なのがコート。紐が付いていたり、素材がビニルだったり癖はあるもののそこまで主張が強くない。ファーストコレクションの様にビタミンカラーというわけでもないので、一層それを感じる。ブルゾンもボタニカル柄を多用しており、今までのストリートとは距離のある雰囲気だ。
シューズ
ヴァージルといえば、NIKE the TENでおなじみ、シューズへの創作意欲が高いイメージがある。ただ、今回は、スニーカーが極端に少なかった。どちらかといえば、ブーツ。しかも素材に光沢感がある(パテント?)。SSでブーツとは珍しい。今回のコレクションはボタニカルな雰囲気があり、優雅な農家のイメージも沸いたので、レインブーツのようなシューズはぴったりかもしれない。全体的に養蜂農家を連想してた。
小物
ベストバックは昨今のトレンドかもしれない。チェストバックに代表されるように、体に沿うようなバックが今回も多かった。初のコレクションの様にベスト満載というわけでもなかったが、印象的なスタイリングだった。
バックもしかり。繰り返し登場する三角柱のボストンは今回のコレクションを代表するアイテムだろう。個人的には、以前よりもバックの癖が薄くなったと思う。トートやミニバックなどはスタイリングに重宝しそうなアイテムだ。
まとめ
なんだかんだ常に注目してしまうヴァージル・Louis Vuitton。今までのコレクションの中で一番ヴァージルらしくないコレクションだったと思う。象徴されるようなスニーカー、メッセージアイテム、スタイリング。どれも今までのコレクションとは雰囲気が異なっていた。
特に色がそのように認識させたのかもしれない。ペールトーン、ダスティーパステルといったナチュラルな雰囲気の洋服のイメージが彼の作品にはなかったので一層かもしれない。先にも書いたが、ストリートの匂いは感じない。なによりも昨今ブームだったスポーツとのミックスは皆無だろう。今後のトレンドはボヘミアンになるのかもしれない。
留学日記 はや3ヵ月(生活編)
トロントに来てはや3ヵ月が経過しました。残りの時間も3ヵ月です。
今まで生きてきた中で一番早い3ヵ月な気がします。
特に変化はないのですが、この3ヵ月をなんとなくまとめておこうと思います。
(書いているうちに長くなったので、複数回に分けることにしました)
生活編
ホームステイ
特に日本と大きな変化はありません。ホームシックなんて言葉とも皆無です。当初はルームシェアに引っ越すことを考えていましたが、優先事項①を「勉強」にしたことで、相変わらずのホームステイです。
以後心地いのもありますが、僕が帰国をする9月まで既存のルームメイトが変わらないということも大きな要因です。
ホームステイ先の人間関係には恵まれたようです。ただ、子供たちがたまに僕のお菓子を食べてたり、ビールが消えていたりすることもありますが、それもまぁご愛敬。
トロント
トロントらしい生活といっても、ぶっちゃけ新宿をこじんまりとしたような街なので、特に記述することもありません。「看板やアナウンスが英語なので、海外にいることを認識できる」程度の外国間です。
もし、海外らしい街で生活したい!と思う方には間違いなくお勧めはしない町です。物価が高いですが、モントリオールにい行った方がいいです。トロントはあくまで経済都市、学校の町そのくらいの認識の方がいいと思います。
交通
クソです。
町のいたるところで工事中なので、渋滞は頻繁に起きます。TTCという公共交通機関があるのですが、頻繁に遅延します。トロント住人のあるあるネタがTTCがひどいこと、天気がクソなことのどちらかです。
交通網はシンプルなので、覚えやすいことはありがたいのですが…
お酒
たまにはビールやワインが飲みたくなります。幸いなことに、毎週金曜日はルームメイトとお酒を飲む習慣があります。ただ、この国では、コンビニやスーパーでお酒は売っていません。
LCBO(リカーショップ)もしくはビアストアーに行って購入します。ちょっと面倒くさいです。また、公共の場所での飲酒は禁止されています。もし見つかると罰金刑になります。おかげで「ただ花を見るだけ」の花見となりました。
ただ、そんな街でもアル中はよく見かけます。
ちなみに、美味しかったビールはBoneshakerとMad&Noisyです。Mad&Noisyは定期的に飲みたくなります。Boneshakerはホップのパンチがかなり強いので単体で飲むことが多いです。
図書館
以前にもエントリしましたが、図書館がなにより便利です。町のいたるところにあります。個人的にはパブリックライブラリー(支所名)が広くて好きです。
一般書籍ももちろんですが、ESL用のテキストも充実しているので、自習にはもってこいです。
トロントに留学したら、図書カードの作成はマストといっても過言ではないと思います。そのくらい便利な図書館です。
コーヒー
相変わらずの低クオリティーを彷徨っていましたが、最近はそれなりのところを見つけて満足しています。コーヒーのエントリは改めて書きたいと思います。
まとめ
自分で書いておきながら、日本での生活と変化がないことに驚きです。
ただ、特に大きな変化もなく、安定して勉強を続けられていることが良いことかもしれません。
次回は学校についてちょっとは有意義な情報を記載できたらと思います。
i bought Oxford English Dictionary
久々の更新ですね。
そして、久々に買い物をしました。
正確に言えば、トロントでも、歯間ブラシや、歯磨き粉、イヤホン、ビールなどの買い物をしているのですが、別に紹介するほどのことは無いのでパスしてました。(ビールのレビューはそのうちアップします)
そもそも、学校、図書館、家しか行っていないので、大きなイベントがなかったといえば正直なところです。
ちなみに、ランニングはしばし休止中で、もっぱら筋トレにシフトしています。
Oxford English Dictionary 英英辞書を買いました。
留学してからもっぱら電子辞書や携帯(時代は便利)を使っていたのですが、先のスピーキングの授業の際に紙辞書を使ったことがきっかけで、欲しくなって購入に至りました。
メジャーどころだと、Oxford,Longman ,Collinsといったところでしょうか。
辞書を買うに至って、本屋に行き読み比べをします。
素人ながら、以下の点をポイントに選びました。
①単語数
②例文
③発音記号
まぁ普通ですね…
ただ、携帯できるサイズになると、Collinsには発音記号の解説が載っていません。対してOxfordでは、発音記号の解説に、簡単な単語の例が掲載されています。発音が下手な僕にとってはありがたいです。
最終的には、アメリカより、イギリスが好きという理由もあって、Oxfordを購入。
表紙が若干折れていたので、10%ディスカウントしてもらいました。
残りの3か月で辞書を購入というのも甚だおかしい話ですが、これを片手に引き続き頑張ります。
ではでは。
トロントマラソン 完走(感想)
5月5日。
初のフルマラソンです。カナダで迎えるなんて思いもしませんでした。
今回は、シンプルな記録としての文章と、色々と思ったことを長めにつづった二部構成で行こうと思います。
本文ではSUB4を目指したランナーの感想です。なかなか仰々しく書いてありますが、僕の感想なのでほっておいてください。
5月3日 事前受付
5月5日から事前受付を行っていました。当日のスタートは7時30分。当日にできるはずがないので、事前に受付を済ませます。
受付会場ではランニングエキスポが開催されているので、エナジーバーなどを買うこともできます。
パッキングは、忘れ物がないようにノーリングで確認しました。
5月4日 前日
僕の家からスタート地点までは1時間弱かかります。また、TTC(カナダの地下鉄)は日曜日の朝は動いていません。バスもトロントマラソンにおける交通規制のため潤沢ではないので、会場近くのフィンチ駅付近に住む友達の家に前乗りさせてもらいました。非常に助かります。
5月5日 当日
この一週間はずっと雨が降っていたのですが、当日は嘘のような快晴でした。僕は雨男なので、晴れ男、晴れ女が沢山終結したに違いありません。
スタート前にトイレに行きましたが、なかなかの行列。結局スタート5分前にギリギリ用を済ませることができ、準備運動もそこそこにSUB4のペースメーカーの近くに行きます。今日の目標は
①完走
②楽しむ
③SUB4
でした。
スタート~10㎞
ペースメーカーのおかげで、安定して5分40秒前後を刻めます。普段一人で練習しているので、複数人で走るには思ったよりもコツがいりました。何より、みなペースメーカー付近に集結しますから時折身体が接触します。「I’m sorry」と咄嗟で英語が出るあたりが海外にかぶれてきた証拠です。
10㎞~20㎞
特に問題ありません。快調にペースを刻みます。寒くもなく熱くもなく本当にちょうどいい気温でした。12㎞地点でアミノ酸、13kmでバナナ(支給)、14㎞でCLIFで補給しました。脚は全く問題なかったのですが、どうにも左の臀部が痛みました。始めての経験なのでやや戸惑いです。
20㎞~30㎞
何度か補給をしながら走ります。大体このくらいの距離になるの「なんで走っているんだろう…」と考えます。30㎞付近で、GPSでのアナウンスと運営側がセットしている距離に2㎞ほどの乖離があり、30㎞付近からどちらが多々しいのかが分からなくなりました。(後から確認したら、GPSが一区間で蛇行しており、勝手に距離が加算されていました。)30㎞付近でペースメーカーが「1分の遅れがある」と言い、ペースをやや上げました。ここから地獄が始まります。
30㎞~35㎞
コースの下見をしていなかった僕が悪いのですが、いまいちルートが分からずに疲れだけが蓄積します。というのもある地点で折り返しのコースになっているのですが、折り返しというよりは池を周回するルートだったので、何時まで経っても折り返しが見当たりません。「あぁ周回するんだ…」と気が付いた時には僕の足は一度限界を迎えました。
35㎞~41㎞
この間は本当にひどかったです。1㎞ごとに止まってストレッチしたり、足を引きずりながら歩を進めます。本当は歩きたくなかったのですが、37㎞でいよいよ走れなくなり2㎞ほど歩きました。誰も知り合いなど見ていないから歩いたところでなんともないのですが、恥ずかしさが勝ります。
悔しいですが、これが今の僕の力量です。練習が足りなかったかな、準備運動不足かな、補給かな…いろいろなネガティブな感情があふれてきます。ただあふれたところでどうにもなりません。
そこから「完走と楽しむ」だけに目標を切り替えました。
41㎞~ゴール
41㎞のサインが見えました。あと一キロです。あと一キロで僕の初のフルマラソンは終わりを告げます。こんな時に格好つけてもしょうがないのですが、最後くらいは颯爽にゴールをしたいと思いました。
音楽を切り替えます。椎名林檎の「NIPPON」を流します。フルテンギターを聞くと不思議と脚が動きます。なんだ、まだ動くじゃん。単純にそう思いました。飛ばします。椎名林檎の歌に乗って走ります。気分はNHKのワールドカップダイジェストみたいな感じです。今まで抜かされてきた人たちを一気に抜き返します。いや順位なんて正直どうでもいいんです。ただ、弱弱しくゴールしたくなかった、ただそれだけです。
ゴール付近になると歓声が大きくなります。自然と涙が出てきます。歩いたこと、SUB4を達成できなかったこと、そんな悔しさが一気に感情となって溢れます。ただ、泣くのは後ででもできます。まずはゴールすること。
走りながら、椎名林檎の歌と一体になる感じがします。
僕は42㎞という、最果てをめざして走ってきました。
単純に走ってみたいという、混じりけのない青い心です。
気忙しく観客が祝福してくれています。
その歓声に応えるために僕は最後の1㎞を走ります。
ゴール
4時間22分。僕の初フルマラソンは終わりました。
残念ながら至上の人生まではたどり着きません。そんな簡単なことではないよ、心の中で諦めます。ただ、新しい景色はうすぼんやりですが見れたような気がします。
なにより、42.195㎞を走り切りました。それだけでも一つの経験です。
まとめ
初のフルマラソンはこんな感じで幕を閉じました。7時半にスタートし、11時50分に終了したのですから、思いかえしてみたらあっと今の4時間30分です。
刹那的ではありますが、長い道のりであったことに違いはありません。そこまで熱心に練習できたわけではないですが、今日までの道程の方が圧倒的に長い。ただ、それは何事においても共通すること。練習で出来ないことは本番ではできないように、結局プロセスがどれだけ大切か。
そして、その過程を披露する場はなんと刹那的なんだろう。ただ、その瞬間を味わいたいがために人は努力をします。そんなことを淡々とゴール後に思いました。
また僕はその刹那を味わいたいと思っています。今年になるか来年になるかはわかりません。ただ、そこに向けて改めてトレーニングを積んでいきます。至上の絶景を目指して。
最後になりますが、運営の皆さま、ボランティアの皆さま、声援をくださったすべての人、そしてトロントに敬意をこめて。
留学日記 コーヒー問題
薄い…
色付きの水…
トロントに来て初めて飲んだコーヒーの感想がこれだった。
友達とTim Hortons(略してティムホ)で頼んだのだがまぁ薄い。ブラックを頼むにしてもアメリカンしかメニューになかったから覚悟はしていたのだけれど。
毎日それなりに濃いめのコーヒーを飲んでいたので物足りなさが満載だった。
コーヒーの風味はないし香りもない。誰かが泥水と言っていたのも少し納得してしまった。(飲んだことないけど。そして好きな人ごめんなさい。)
①ティムホ
ゴミ箱の上の写真だけれど意図はない。たまたま。色はそれなりだけれど劇薄。
ただ飲んだ後にトイレに行きたくなるのでカフェインは入ってることを確認できる。
②Cofee time
劇薄。香りも味もほとんどない。色付きの水とはまさにこのこと。金を返せレベル。
③スタバ
アイスを頼んだらホットが出てきた。結局、ホットはただでくれた。ラッキー。
スタバも薄い。ただローストが強いせいか香りはあるのでまだいい。
日本のスタバ最高!
まとめ
基本的に薄い。そして香りがない。これが今のところ感じているコーヒー事情。ちなみにまだいくつか書いていないお店もあるので、それはまた改めて。
ではでは。
留学日記 トロントマラソン
明後日がいよいよ本番。
今週は喉を傷めていたり、終日雨だったりと結局走れず。
まぁ、一週間で走りこんでも怪我のリスクが増えるだけなのでいいとしよう。
昨日大会本部より、事前受付してね、メールが来たので、学校の帰りに完了してきた。
エキスポというだけあって、受付会場には様々なブースが並ぶ。
ウェアやギアなど欲しいものがたくさんあったけれど、今日買ったところで大会には使えないので今回はパス。
ただ、幸いなことにアミノ酸ジェルを購入できた。
アミノバリューに比べるとだいぶコスパは悪いけれど、ないよりはあったほうが良い。
バナナマン曰はく
「ないよりは、あったほうが良いじゃん」Bad karmaより。
忘れ物がないかをノーリングで確認。
これに少額のお金と定期を足せば完了。
土曜日もしっかり休んで日曜日に臨もう。
ではでは。