映画 『ちはやふる』
『ちはやふる』を見てきた。
よかった。本当によかった!
カルタの映画にこんなハラハラ、ドキドキするものかと驚いた。
もう、完全にスポ根映画である。
特訓、挫折、そこからのonce agein!
こんなキラキラした青春送りたかったな…
それぞれのキャラクターが魅力的。
とにかく学校ヒエラルキーの中で下位に属していた僕にとって、机くんへの感情移入がすごかった。
わかるぞ、机くんの投げやりになりそうになるその気持ち!でも逃げずに戦う姿、かっこいいぞ机くん!
いくつか漫画からの改変もあった。白波会の会場が、漫画では病院だったけど、映画では神社で、先生(國村隼)は神主だった。そこも、内容と良くマッチしていて、いい改変だったと思う。
また、恋愛要素も極力省きつつ、ただ主要なところだけきちんと押さえていて、3人がどんな関係性にあるのかが初見でもわかりやすくなってたと思う。
終始映画の中心にカルタがあり、全ての要素がそこに繋がる。カルタを通しての人間模様や、それぞれが頼り、頼られ一人の人として成長する様子が描かれている素晴らしい青春映画だったと思います。
追記:合宿で駆け上がっていた神社の階段は、『ピンポン』でペコとおババが特訓してたところと一緒だよな…たぶん。間違ってたらごめんなさい。