うだつの上がらないアイドル論
さて、一般人はどのようにしてアイドルと付き合うべきだろうか。(付き合う=恋人になるというわけではない)
乃木坂を聞いていたらなんとなくそんなことを考えた。
アイドル"idol"=「偶像」「崇拝の対象」
というのが本来の意味で、日本独特の「主に女の子の芸能人」とは意味合いが少し異なる。
しかし、僕は今でも「アイドル=偶像崇拝」であると思う。一昔前は「アイドルが好きなのは男性が多い」という認識であった。それは、男性にとっての最高の女性像であったから。
それに加えて昨今「アイドル好きの女性」もかなり多い。乃木坂46の白石麻衣の写真集の約3割は女性という。理由は「かわいい!」「こんな顔になりたい!」など。つまり、女の子にとっての「アイドル」とは崇拝であり、目標の対象になっている。
男性にとってのアイドルは今も昔も変わらない。「何かあって、このアイドルと付き合いたい!結婚したい!」という個人的に完成された異性として見ている。しかし、それは届かぬ想いであるが、(稀に届いてしまう幸運な男性もいるけど…)一種の生きる活力になる。
「この娘頑張ってるから俺も頑張れる!」、「この娘の笑顔が見たいから、応援する!」とこんな感じだ。
アイドルを応援する活力は、手の届かない対象に憧れから来るのか、それとも手が届かないとわかっているから尚更欲するのか、はたまた両方か…