Europe trip Day–17 勘違いのロンドン
10月18日
今日は晴れ。昨日と同じカフェで朝食。ロンドンでは毎朝ここで食べることを決めた。
お店に入ったら、店主が昨日と同じでいいかと聞かれた。一回で顔を覚えて、メニューまで覚えてるなんて驚愕である。今日は、トーストとカフェラテ。オリジナルのママレードがすごく美味しかった。
SOHOへ行く。目的はSupreme。今週はthe north faceとのコラボ。買わないけど、海外の並びを見に行って、ついでにスナップを撮影したかった。セキュリティのおじさんに撮影許可をもらって店の前で待機。並びは6割欧米系、4割中韓国人。どんなお洒落さんが来るのかと期待したけど、そうでもない。みんな黒ばっかりだし、足元はYEEZYかTHE TEN。つまらん、見事に計算が外れた。一陣の入店を見送って早々に退散。
途中ですれ違った彼が一番カッコよかった。
例の有名な果物屋さんの撮影はできた。
その後はセントポール大聖堂へ。SOHOから歩いて40分弱。名前の通り大聖堂だ。入館料も18ポンドと高い。しかも撮影が出来ない。
今までヨーロッパで見てきた教会と大きく違うところは、天井装飾があることだ。しかも、タイルによるモザイク画。これは今まで見たことがないし、圧巻だった。解説によると、モザイク画は完成後に足されたようだ。理由はエリザベス女王の「この教会の中は辛気くさい」の一声。さすが女王である。
セントポール大聖堂は上に登ることができる。階段を永遠と登る。注意書きに体力のない人と、高所恐怖症の人はお控えくださいと、書いてある。この階段、全部で3段階に分かれているのだが、2段階目と3段階目は、人一人がギリギリ通過できる螺旋階段を上っていく必要があり、一通なのだ。そう、おりたいと思っても、登り切らないと降りられない仕組みになっている。
ロンドンの街が一望できる。風が強くて怖い。写真を撮って早々に降りる。
お昼はフィッシュ&チップスを食べた。ロンドンに行ったら一度食べた方が良いと言われたけど、油が弱い僕には、一生に一度で満足。レモンが足りなくて、テーブルに置いてあるビネガーをバシャバシャ振りかけて食べる。
ここで、イギリス料理についてやや考察。初日のサーモン、そしてフィッシュ&チップス、共通していることは魚の味が薄いということ。食べた場所の問題もあると思うけど、素材の味があまりしない。しかも味付けがほぼなく、ソースに頼っている印象。結果、今日のフィッシュ&チップスはレモンとタルタルソースの味になってしまう。イギリスは料理が云々と言うけれど、もしかすると魚に特化してなのかもしれない。
閑話休題。
お腹が苦しい。運動も兼ねて散歩を続ける。セントポール大聖堂から見た景色に、二つの塔を結んでいる橋を見つけて「あ、あれがロンドン橋だ。せっかくだから行ってみよう」と向かった。Googleでロンドン橋にピンをつけていざ出発。途中で違和感を覚える。すでにマップではロンドン橋に僕はいる。ただ、二つの塔はもっと先に見える。そう、僕は、ロンドン橋とタワーブリッジを勘違いしていた。
ロンドン橋は普通の橋。
これはタワーブリッジ。
登るのに12ポンドかかる。1日何度も階段昇降をしたくないので登らなかった。
テムズ川沿いにはテート美術館がある。入館は無料だ。ロンドンの美術館、博物館は入館料が無料なところが多い。
モンドリアンだ。
ラジオ体操深呼吸。
写真は撮らなかったけど、ピカソの泣く女やモネもある。でも、モンドリアンが見れたので満足。ミュージアムショップに行ったけどモンドリアングッズは一つもなかった。
テムズ川沿いをビックベン方面に歩いていく。スケートパークがあった。スケートクリップの撮影中。
シャッタースピードが遅くて被写体が残像になる…曇り空だし、スケートパークが暗いので、シャッタースピードを上げると暗すぎて何が写っているのかがわからなくなる。ここら辺まだカメラ慣れないんだよな…
彼とはデッキお揃い。PALACEのsouth park。
デッキの破片。こういうゴミを撮影するの好き。
後二日で帰国だ。
僕の泊まっている周辺はこんなところ。静かで良い。