駄話日記

おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり

Europe trip Day–15 まぁ色々ありますよ。

10月16日

最期の国 イギリスを目指して。

 

ブリュッセル北駅からバスに乗ってイギリス ロンドンへ向かう。

今回はFLIXBUSを使ったロンドンヴィクトリア駅まで18€(2400円くらい。)EUROSTARが約10倍と考えると激安。ただ時間は約7時間と長丁場。

 

二階建ての大型バスが到着。チェックインを済ませていざ出発。あたりは真っ暗だ。

一旦フランスへ戻り、カレーへ向かう。映画にもなったダンケルクのやや下あたり。

f:id:white-kutsushita:20181017050623j:image

カレーまでは順調。イギリスはシェンゲン協定外なので、一度出国し、入庫審査をパスしないといけない。ただ、バスだと、人数が少ない事もあって入国審査に時間がかからない。入国審査通過後、バスにもう一度戻る。フランスとイギリスを隔てるドーバー海峡はフェリーか電車でないと渡れない。僕は電車で向かう。

f:id:white-kutsushita:20181017051352j:image

入国審査から少し進むターミナルがある。

f:id:white-kutsushita:20181017051446j:image

この鉄の棺桶のような電車に乗る。しかもバスごと入庫。そう、「水曜どいでしょう」を見ていた方はわかるかもしれないが、どうでしょう一向がイギリスへ渡った方法と同じである。大泉洋ドーバー大橋で渡ると思っていたが、実際は電車だった。ちなみにこの電車、あくまで車の輸送のみなので、窓はないし、車の外にも基本出ることはできない。(先頭と、最後尾にトイレだけついてる)

約1時間ほどすると地上に出る。そこからイギリス本土を進むわけだ。本来であれば、13時半ごろに到着の予定だった。ただ、ここでトラブルが発生。渋滞である。かなり重度の。そもそもロンドンへ向かう高速道路がやたらと工事している。しかも、一車線に車両規制がされているところで車両こしょうがあった。そうなると何も動かない。静かに待つしかできないのである。約1時間ほどその場で停車。

 

やっと動き始めたと思ったらまた停車。そんなこととの繰り返しで、結果10時間ほどバスの中で過ごした。kindleで時間を潰せて本当に良かった。

 

17時過ぎ、ロンドンヴィクトリアへ到着。ポンドへ両替し、オイスターカードを買って準備万端。ロンドンでのホステルはケジントン。静かでいいところだ。荷捌きを終えたら19時ごろ。明日以降に観光はパス。お昼を食べていなかったので「フィッシュ&チップス」を食べようと意気揚々近場のレストランへ。

特にメニューも見ずにフィッシュ&チップスなんて絶対あるだろうと思ってオーダーしたら「はぁ?」的な顔をされた。言い直したら、「うち、ないよ」。衝撃である。メニューを見ると確かにない。フライのコーナーにも海老、オニオン、ポテト…まじで選択をミスった。よく見るとアメリカのビールばっかりだし。お呼びじゃねぇよと思いながらも他を探すには空腹が過ぎていたからここで諦める。

 

急に食欲がなくなってきて、軽めにサーモンのグリルを注文。「チップスいる?」って聞かれたけど、フィッシュ(鱈)がないのにお断りだよ…

で、このサーモンのグリル。(写真撮る前に手をつけてしまいましたので写真なしです。)味が無いんだよね…イギリスの食事は云々とは聞いていたけど。無味のサーモンってのが衝撃すぎて進まない。なぜかサーモンの下にはキヌアが大量に敷かれているし、そのキヌアの中にはザクロが入ってるし。キヌアの下には直径5cmの薄いお好み焼き見たいのが敷いてある。何を食べてるのかよくわからない。いや、サーモンなんだけど。これで20ポンドか、高いよ、高すぎるわ。

 

困ったことに、今回のホステルキッチンがない。つまり、ロンドン滞在中は外で食べるか、スーパーで買うしかない。そうだ、スーパーの場所だけ把握しておこう。ホテル付近に大きめのスーパーを発見。惣菜コーナーにはそれなりのものが売ってる!助かった。

 

明日から、ロンドンだが、一度ドーバーでハイキングをしたい。まぁやるかどうかは未定なのだが、少し建築物にも飽きてきたので、自然散策にでも行こうと思う。

 

f:id:white-kutsushita:20181017054215j:image

渋滞で車が進まず、ニコチンが足りなくなった人たち。高速道路で仲良く喫煙。