駄話日記

おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり

Facebookで友達⁉︎

居酒屋のカウンターで、おそらく大学生であろう、男の子が「Facebookで友達のXXXなんだけど…」と話していた。

 

さて、「Facebookで友達」とはどういうことだろう。バーチャルな世界での知り合いで、現実世界であったことがない知り合いのことを言うのだろうか。

 

昔、どこぞの国会議員は「友達の友達はアルカイダ」と発言して物議を醸したことがある。この場合だと、おそらく会ったことがある人を指しているのだろう。

 

Facebookでは、「この人知り合いかも」と友達と繋がっている人を紹介してくる。しかし、それが友達かどうかは定かではない。全く知らない人の可能性もあるし、何と無く知っている程度、軽薄な付き合いの人の可能性もある。そのような人を「友達」と呼称することは大層おこがましいような気がする。

 

SNSは色々な人と関係が広がることがメリットだが、その広がりは淡白なものだ。合わないことには当然その人の本質はわからないだろうし、詰まる所本人は友達と思っていても、蓋を開けてみたら相手は友達と思っていない可能性もある。

 

Facebookの友達が結婚を報告してきたんだよね」と彼は言ったが、決して君だけに伝えた訳ではない。フォロアーの不特定多数に伝えただけに過ぎない。本当の友達なら直接直接連絡がくるだろう。SNSで報告を見たいということは、不特定多数の一部、所詮その程度の存在だと考えたほうがいい。

 

とまぁ友達が少ない僕は思うのです。