駄話日記

おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり

映画 はじまりへの旅

を見てきた。

 

なかなかよかった。

子育ての参考になるかは定かではないが、父親の一つのあり方を見た。

 

子供のことを第一に思う。しかし、それは本当に子供のためなのか、それとも自分のエゴなのか。きっと親になったら考えることだろう。

 

子供だって一人の人間であるのだから、尊重するべきだと思うし、しかし間違った方向に行くならそれを諭すべきなのが親だ。そう頭の中では考えていでもできないのが実際なんだろうなぁ、と見ながら将来のことを考えた次第だ。

 

子供の疑問にはきちんと答えることは大切だと思う。一番小さい子供が「セックスとは何か?」の問いに、誤魔化さず、何故するのかも話す。しかし、その後セックスについての本を与え、写真を見て、子供は顔をしかめて捨ててしまう。子供は自分の意思で「早い」と感じたのだろう。理解するのにはまだ幼すぎたのだ。こうやって、自身で早いか遅いかを考え学ぶことは凄く大切なことだし、高度なことだと思うがそれこそが学びの姿勢であるに違いない。

 

見境なく興味本位に学んでいても、精神的に追いつかないと真に理解することはできないのだ。

 

と、教育論みたいな感想になってしまったが、タイトルの通り「はじまり」へ向かう旅のだったには違いない。