駄話日記

おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり

映画 チアダン

を見てきた。

 

良い、良すぎる!

 

実話を原作としているので粗筋は割愛。最終的な結末はわかっている映画は、そこに至る過程をどうやって描いているか、そして結末を超える感動があるかが重要だ。

 

チアダンは、仲間を作る過程や苦悩をしっかり描いている。あまり見たくもない女性同士の言い合いもこっちが耳を塞ぎたくなるくらい鮮明だ。

 

チアダンスを通してそれぞれが成長して行く。主に広瀬すず中条あやみが主だけど、それぞれのキャラクター冴えに冴えてる。

 

ちはやふる』の時に気になった「ノートの扱い方」が本作では非常に丁寧だったことにも共感できる。

 

たまにテレビ的なギャグもあり、テレビ的な笑いの取り方だなと思ったけど、最後の感動が忘れさせてくれる。

 

唯一残念だったところは、校長室に直談判に行くシーン。彼女たちがラインを作って歩くスローモーションはテンションが上がる。上がりすぎて鼻血が出そう。ただ、チアダンスの解説の中でラインダンスの重要性を歌っているのだから、足に運び(特に廊下!)は揃えて欲しかった。BGMに足音が入っていたことも気になった要因だと思う。

 

「努力してもかなわないけど、努力し続けるしかない」「頂上に立つ者しか見えない景色を見てこい」は大人にもグサグサ刺さります。

 

見るかどうか検討していたけど、広瀬すず中条あやみのチア姿を見れるだけでお釣りが出る、どころか追加で払いたくなる。

 

広瀬すず+スポーツ+ノート が出てくる映画は今後見きっと面白いに違いない!おすすめの映画!

 

PS 中条あやみに告白し続けた男の子は幸せを掴むことを切に願う。