駄話日記

おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり

映画 ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険

を見てきた。

 

良い、良すぎる。

 

暑い夏休み。 のび太ドラえもんは氷河に逃避行。そこで、夏のパラダイスを作る。そこでのび太は氷河の中に埋まった金色のリングを見つける。しかし、氷河ができたのは10万年前。10万年前は文明もないはずだが、なぜそこに人工物があるのか…のび太一行は10万年前の金のリングの持ち主にそれを届ける冒険に出る。

 

と、こんなストーリー。

 

本作=(ラピュタ+もののけ姫+スターウォーズ)だということに大人なら思うはず。今回の作品は、子供はもちろん、大人なら色々な要素を楽しめる作品となっている。

 

本作は音楽が素晴らしい。映画ドラえもん(昔は大長編ドラえもんだったと思うけど…)の映画の良さは、どこか不気味なところだと思う。アニメは終始明るいが、映画だと不気味さを出す。そこがドラえもん映画の醍醐味でもある。結構ドラえもんの映画は、トラウマになるものが多い。夢幻三銃士なんか顕著だ。今回は音楽がよりその不気味さを増長させている。

 

ストーリーはなかなか良く、ドラえもん映画の特徴でもある自然と学べる要素もある。映画独自の「ジャイアン」が登場しなかったことは新鮮だったかな。the悪役がいなかったのが少し物足りなかったけどね。

 

前作の『新・日本誕生』から気になっていたが、戦闘シーンではスターウォーズオマージュを感じる。本作もそのような感じ。スピード感あるバトルシーンは、子供映画の域を超えていたと思った。

 

映画館で親子で楽しめる映画ドラえもん。夏の公開も決まっているようなので今から楽しみ!