駄話日記

おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり

映画 マリアンヌ

を見てきた。

 

愛に力素晴らしい!マリオンコティヤール美しい!そして、ゼメキンスありがとう!という映画だった。

 

舞台は第二次世界大戦中のカサブランカ。イギリス軍の将校マックスはドイツ大使を暗殺する任務の中で、フランス軍のマリアンヌと協力する。任務の中で、愛を芽生えさせる二人。任務遂行後、マックスはマリアンヌを連れてロンドンで幸せな生活を送るのだが、マリアンヌには秘密があった…

 

とこんな感じのストーリー。本作は、カサブランカでの前編と、ロンドンでの後編に分けることができる。カサブランカでは、さながら007のようなスパイ映画風。恋愛要素は確かにあるが、それはボンド映画くらい。主に任務遂行に帆走する二人が描かれる。

一方後編は、the恋愛映画だ。しかも、ただの恋愛映画ではない。マックスの苦悩が描かれる、見ていて苦しい恋愛映画だ。

 

今回、前半部分のあらすじだけ確認し鑑賞。おかげで後半部分は大変楽しめた。感動のあまり久しぶりに泣いてしまった。困難を超えた愛は美しすぎる!マリアンヌ役ことマリオンコティヤールが美しすぎて、仕草ひとつひとつにため息が出る。後半の焦燥感も素晴らしい。最後のシーンはやることがわかっているだけに、本当に思いとどまって欲しかった。

 

主演二人は勿論だが、脇役もなかなか素晴らしい。特に、ベビーシッターばあぁさんの打って変わって憎たらしい顔。お前のせいで、俺たちのマリオンコティヤールはーーー!と俺が怒鳴ってやりたくなった。

 

ともあれ、三月からとてもいい映画を見てしまった。今月は結構見たい作品が多いので、映画館にたくさん行けそうだ。