駄話日記

おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり

映画 Dr.ストレンジ

を見てきた。

 

シビルウォーかデップー以来のマーベル。Dr.ストレンジはノーマークだったので、何も情報を入れずに鑑賞。

 

高慢的な天才神経外科医が事故によって、自慢の手を失ってしまう。絶望し、落ちぶれる主人公。しかし、かつて自分自身が治療を諦めた患者が歩いている情報を得て、目指すはカトマンズ

そこで、魔術と出会う主人公。彼は腕を治したい一心で修行に努める。修行を進める中で魔術界の禁忌に触れていく主人公。そして少しづつ魔術界を守る宿命を背負っていく…

 

とこんな雰囲気のストーリー。別に知識がなくても楽しめる映画だった。予告で、インセプションみたいなシーンがあったから、目が回りそうだなと思っていたが杞憂。3Dで見たら大分違うのだろうけど。

 

カンバーバッチはあまりアメコミ向きではないなというのが正直な感想。シャーロックでは、高慢で知的な役だからはまり役だと思うけど、別に身体的な特徴的があるわけでもないし、本作では、シャーロックの様な理詰めで話す様なシーンがない。別にカンバーバッチでなくてもいいかなと思った。

 

ストーリーも普通。高慢な主人公が成長していくのはわかるんだけど、最後のシーンで世界を守るまで意識が昇華していて、「お前、そこまで魔術界に携わってないだろ」と言いたくなる。

 

別に敵も強くなし、簡単に禁忌の術を使えるし、動機も弱いし中途半端。残念だけど、最近見たマーベルではダントツで最下位。マーベル特有のエンドロール後も大して面白くないし…

 

続編はやる様だけど、袂を分かった相手との戦い以外話の広がりがないことにDr.ストレンジシリーズの限界を感じる。

 

そんな程度の感想です。