駄話日記

おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり

EYE in the SKY

を見てきた。

2017年1本目。

 

場所は日比谷シャンテ。席入りは9割ほど。結構な人気具合だ。

 

ケニヤ、ナイロビで指名手配のNO.4と5を見つける。彼らは自爆テロを計画しており、それをイギリスが主導となりドローンで爆撃を計画する。いざミサイルを撃ち込むタイミングで少女が、爆撃区域に…テロシストを殺さないと80人の命が危機に瀕する。しかしミサイルを撃ち込めば、彼女の命は…

一人を犠牲にし大衆を守るか、それとも否か。イギリス政府の下した決断は。

 

オバマ政権になって、敵地に兵士が乗り込む戦争はなかったという。兵士に代わって攻撃を下すのはドローンなどの無線機となった。彼らは、ドローンを敵地に送り、等の本人たちは危機に晒されない、本国で指示をする。それが最近の戦争のやり方らしい。

 

映画では、制服組と背広組の危機感の違いが如実に描かれていた。今抹殺すべきと考えるの制服組の考えはよくわかる。背広組の「自爆テロを起こさせることで、結果宣伝戦になる」という意見は、今まで考えたことがなく、それぞれの立場で一つの戦争を取っても考え方がここまで異なるんだなと思った。

 

誰が、責任を取るのかの押し付け合いは何処かで見たなと思ったら『シン・ゴジラ』だ。そのやり取りに現場は混乱する。

 

常に緊張感のある映画だけに、結末を見た時には、なんとも言えない無常感があった。新しい戦争映画の一つだと思う。

 

卓球のシーンで、中国選手がほとんどペンホルダーなところは、卓球をやってた僕からすると如何なものかと思うけど…