駄話日記

おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり

創業100年の蕎麦屋

に行ってきた。

 

創業100年と行ったら中々の老舗だ。しかも蕎麦屋と聞けばなおさら。

 

目的地は、老舗の集まる銀座。

ではなく、京都でもなく。(そもそも京都は100年前は最近らしい)

 

目指すは、東神奈川駅。そう、駅そばである。店名は日栄軒。あえて向かったのではなく、仕事の帰りに腹が減ったので、駅そばを夕飯にしたまでだ。

 

創業大正7年からの出汁が自慢の蕎麦屋(厳密には創業98年か)。継ぎ足しのためか、醤油のためか定かでは無いが、出汁はとにかく黒い。西の人が見たら、驚くだろう。関東の僕が驚くくらいだ。ただ、ここの出汁が好きだ。駅そばの中でもパンチが効いている。壁にはタイ米で作ったみりんを使用と書いてある。出汁の一つのポイントはタイ米だとは思いもよらなかった。

 

個人的に好きなには穴子天そば。駅そばで穴子天が食べられるのも珍しい。

天ぷらをあっさりと食べられるように、出汁に柚子の皮が入っており、口の中を爽やかにしてくれる。粋な心遣いだ。

 

機会があったら、東神奈川駅の3-4番線ホームに行ってみて食べて欲しい。

 

追記

蕎麦とかうどんは「出汁」じゃなくて「つゆ」だな。