駄話日記

映画や買った物の感想の徒然日記

川上にいること、シェアを掌握すること

がいつの時代も金持ちになる方法だと思う。

 

僕は、大学の時に就職活動で、ある出版社を受けた。

その出版社はある分野で、おそらく8割弱のシェアを誇っており、給料も見合って高かった。いいところまで行ったけど、結果落ちてしまい、悔しい想いをしたことは今でも覚えている。

 

シェアを握ることの重要性は、アパレル業界だって変わらない。極端な話、人気ブランドを全て掌握していれば、各ブランドの業績はどうあれ、会社自体の業績は安定するはずだ。他社と切磋琢磨するより、自社内で競い合った方が、将来的なリスクは減る。

 

人気の出なかった、失敗したブランドは止めていけばいいのだから。別に、消費者側からしたら、各ブランドの親会社なんて、あんまり関係ないし、購入の時に意識していない。アパレルにいて不勉強だったが、僕の好きなスケーターブランドの日本の代理店も最近知ったくらいだ。そのくらい、消費者にとって親会社はなんでもない存在なのだ。

 

シェアの掌握や競争、価格の高騰等を防ぐために、「独禁法」ができたわけだが、競合相手が多すぎるとそれはそれで、消費者の選択肢を増やしすぎて、結果、減収になる。「独禁法」は高度成長期には、商品改良や、商品の普及に役立ったかもしれないが、今の日本では適合しない気がする。

日本経済は、シュリンクすることは目に見えているし、少ない分母の分け合いは、本当にあほらしい。そもそも、アパレルなんて、衣食住の中で、一番不要な分野だ。衣食住と言うが、衣類は最低限あれば、それ以上は嗜好品の域である。これから、の日本社会で売上を確保するためには、良い商品を作ることはもちろんだが、消費者を掌握する「何か」が必要になるだろう。これが分かったら、僕はきっとコンサルで飯を食える。

 

で、タイトルと逆になったが、川上にいることも重要だ。要は、限りなく、業界のカーストの上位にいることだ。

 

例えば、ラグジュアリーブランド

言わずもがな、ラグジュアリーブランドは強い。よほどの失敗をしない限り、今後も続くだろう。それは、脈々と続いてきたことへの信頼と、それを所有することへのステータスがあるから。特に、後者は絶対的で、所有欲を満たすことは消費を促進させる。最上位のブランドを持つことは、自信にも繋がる。上意下達ではないけど、ラグジュアリーブランドが、トレンドを作ることも珍しくない。

 

例えば、商社

も強い。ラグジュアリーブランドがトレンドを作ることもあれば、商社がトレンドを作ることもある。無いものをあたかも流行っているように見せる宣伝も然りだ。

 

しかし、僕が、肌で実感したことは素材を供給することの強さだ。僕は、別の業界だが機会があって、某ハイテク素材の勉強会に行ったことがある。色々な実験をやらせてもらって、それはすごく楽しかったし、勉強になった。が、そこで僕が感じたことが、この素材を握っている会社の強さだ。

 

おそらく、その素材を使いたい時には、その会社を通さないと使えないだろう。しかも、その素材が、今後トレンドや、ニーズが高まる傾向にあるのであれば効果は絶対だ。完成された、商品を売る以上に、売れる素材を作ることの強さを感じた。

 

なんで、こんなことを思ったかというと、007を見ていて、悪役が全員金持ちであることに疑問を持ったからだ。成り上がって、金持ちになってやるぜ!という貧乏な悪役は007には出てこない。悪役はやっていることは当然悪いことだけど、それまでに財を成した方法は、だいたい決まって、業界の川上にいることと、シェアを握っていることだった。資源、情報、インフラと掌握するものは様々だが、シェアを握り、それを供給する立場にいることは強い。

 

今から、天然資源を探して、掌握することはできない。ニッチな分野で金を稼ごうと思っても、昨今色々な業種が出てきており、見つけることは難しいだろう。川上にいて、シェアを握っている業種を探すことがベストだと思うし、リスクは少ない。

 

僕が、アストンマーチンに乗るためには、どうするればいいか考えた結果が、上記だ。