駄話日記

おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり

映画『DEAD POOL』

を見てきた。
そう、俺ちゃんです、俺ちゃん。俺ちゃんが最高の映画です。中国だと下品すぎて公開できないらしいけど、そこまで下品ではないよ。お下劣なだけで。ヒーローとしての品格はあったから。

オープニングからアクションシーン。シガーソケットを額に押し付けられるなんて想像だけで気分が悪くなる。
そして、どうやって変人へとなったのかのストーリー。中だるみもなく、爽快なヒーローパロディー作品だと思う。マーベルがマーベルのパロディーを作っている感じ。終始シニカルなギャグがいい感じ。最近観た作品だと『キングスマン』に近いかも。

最近のヒーロー物にある「強者ゆえの苦悩」とか一切無し!目的達成のために破茶滅茶やる。「こいつだったら、絶対話の途中で敵を殺すな…」と思ってたらまさしくビンゴ!多分デッドプールだったら、アンパンマンの新しい顔だって、空気読まずにバタ子が投げた瞬間、銃で蜂の巣にするな。

めちゃくちゃ敵は死ぬけど、絶対にデッドプールは死ねないから、安心して見ることができる。最近の苦悩を抱えるアメコミヒーロー作品に飽きてきた人には楽しすぎる映画だと思う。

ps.作中DEADPOOL(死の賭博)がDEADPOOH(死のう◯ち)に聞こえたのは僕だけではないと信じたい