駄話日記

おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり

ジュブナイル

ジュブナイル作品に触れると、
登場人物たちに憧れを抱く。

それは、彼らが、僕が10代の頃にできなかったことを成し得ているから。そして、何よりも自由だから。

今になって、ジュブナイル作品にのめり込むのは、現実逃避と理想の再追求だと思う。僕は、登場人物に自分を重ねることで、できなかったことを疑似体験する。

10代の頃にもっと多くのジュブナイル作品に出会ってれば、また違った人間形成ができていたかもしれない。そんなことを今更思ったってしょうがない。結局自分は自分にしかなれないのだから。