2016-05-29 ジュブナイル notes ジュブナイル作品に触れると、登場人物たちに憧れを抱く。それは、彼らが、僕が10代の頃にできなかったことを成し得ているから。そして、何よりも自由だから。今になって、ジュブナイル作品にのめり込むのは、現実逃避と理想の再追求だと思う。僕は、登場人物に自分を重ねることで、できなかったことを疑似体験する。10代の頃にもっと多くのジュブナイル作品に出会ってれば、また違った人間形成ができていたかもしれない。そんなことを今更思ったってしょうがない。結局自分は自分にしかなれないのだから。