駄話日記

おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり

映画 『ロブスター』

先週になるが、『ロブスター』を見てきた。

恋人がいない人は特別な施設に収容され45日以内に相手を見つけないと、自身が指定した動物にされてしまう…そんな世界で起きる禁断の恋愛。

そんな内容だ。内容も気になったし、レアセドゥが出るしヒューマントラストで鑑賞してきた。

結論。なかなか面白い!
終始不思議な世界だが、その世界に違和感を持たない。恋とか愛とか考えさせる映画は余り好きではないんだけど、素敵なカップルの様子を終始見れて心地よかった。
結構ブラックユーモアなシーンでは笑いが起きていた。

ちなみに僕はレアセドゥが好きで、主人公よろしく「土を顔にかけろ」と言われたい。別にそんな癖はないのだが、レアセドゥの蔑むような目線に刺されたい。レアセドゥよ、僕を好きなだけ罵ってください。

ベンウィショウが出演しているのだが、彼の驚くくらい不器用なアプローチの方法はなかなか愛らしい。ベンウィショウは007シリーズからボンクラな感じのキャラクターのイメージが僕の中にできてしまった。

なぜ、レアセドゥが狩られる立場になってしまったのか気になったけど、罰と表裏一体にある恋愛とはなかなかスリリングな(別に終始ハラハラドキドキ映画ではないんだけど)ものだと思う。

特別このことを言いたいというレビューはないのだが、最後のシーンは人それぞれ感じ方や今後の展開の意見が分かれそうなところだと思う。

さてもし、『ロブスター』世界が現実だったら僕はどの動物になりたいだろう。

映画では犬が多いと言っていた。動物でも愛されたいかららしい。人間のエゴだなとちょっと思った。

僕は、鶴になりたい。
なぜなら?
優雅だし、空を自由に飛べるからね。