駄話日記

おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり

映画 マネーショート

金曜日に『マネーショート』を見てきた。

予告では、ウォール街のやり手トレーダーがアメリカ経済の危機を逆手にとってぼろ儲け!なイメージだったけど、だいぶ違った印象だった。

当然、経済用語満載で、近年の経済事情と知識があればもう少し楽しめたかもしれないけど、知識不足がこの映画で露見したので少し勉強してもう一回見に行こうかなと思う。知識がないおかげで、邦題の「華麗なる大逆転」要素がなかなわからなかったし…

全体としては「普通」で特に巨額な利確をするシーンは全体として盛り上がりに欠けた印象だった。
経済にあかるくはないが、おそらく、利確をしつつもアメリカ経済の破綻が目の前で起きている現状に複雑な心境だったから極端な盛り上げを避けたのではないかと思った。

経済映画を見たのは、マイケルムーアの『キャピタリズム』以来だった。『キャピタリズム』は経済素人の僕にとっては勉強になったし、シリアスでジョークも含めて面白かった。その点、アメリカ経済映画だったら、『マネーショート』より『キャピタリズム』の方が好きかも。

とりあえず、メタリカが好きな方は内容がよくわからなくても、満足できる作品にはなってると思います。