駄話日記

おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり

買い食い徒然日記① ブタメン

僕の買い食いの歴史は長い。

小学校の頃は駄菓子屋。
中学校、高校は商店街の精肉店。
大学、社会人の今はとコンビニや精肉店、パン屋etc

お小遣いの時代から給料になった今も、相変わらず買い食いが大好きなのだ。

はたから見ていい社会人が、精肉店からコロッケを頬張りながら出てきたら、何というか、うん。下品極まりない行為に見えるだろうし呆れるだろう。そうはわかっていても止められない。相変わらずの子供なのだ。(子供心を忘れない大人と言えば聞こえがいいかも)

今までの買い食い史を買い食いしながら思い出してみたら結構あったので思い出した順に書いていこうと思った。

何とも役に立たない徒然日記である。(吉田兼好さんごめんなさい)

①別井商店 ブタメン

別井商店(別名:別井)。小学校の時毎日のように通っていた駄菓子屋だ。学校帰りにスモモを買って食べながら帰り、ランドセルを置いて別井に直行。だいたいブタメンを食べた。記憶だとブタメンは60円。アイスの次に高い商品で、ブタメンを食べると他の駄菓子はあまり買えなかった…
別井は僕の小学校のエリアでの一番の溜まり場。別井は隣の小学校との境界にあり、溜まり場に使っていた人も多かったと思う。たまに中学生や高校生も来ていた。(僕も結局高校3年まで12年間通った)

別井は田舎の駄菓子屋の中では品揃えは多くて、何より嬉しかったのはアーケードゲーム、ストーリーファイター2(通称スト2)があったのだ!
ゲームセンターなんて近所にないから貴重な存在だった。好意により、一回50円でプレーができた素敵なゲーム機だった。
順番が回ってくるまでブタメン食べたり、アイス食べたりしながらダラダラ午後のひとときを過ごすのだ。

今ではなくなってしまって悲しいが(別井商店が正式名称かは結局分からなかったけど)素敵な場所だったし、少ないお小遣いで買う駄菓子は本当に美味しかった。

この前、コンビニでブタメンを見つけて懐かしさで食べて見たらあんまり美味しくなかった。

ブタメンはあの駄菓子屋で友達と食べるから美味しかったのだと思う。