駄話日記

おもしろきこともなき世をおもしろく すみなしものは心なりけり

本と音楽

僕は本を読む時に音楽を聴くことが多い。

特に小説読む時はなおさら。

音楽と合わせて読むことで、何となく小説の世界観に奥行きが出そうな気がするから...

 

そんなわけで、「この作家とこのミュージシャンの組み合わせは最高だ!」と個人的に思うカップリングを紹介したい。

 

村上春樹kyte

kyteはイギリスのバンド。インストの曲が多い。重く悲しい雰囲気の曲が村上春樹の不思議な世界観にしっくりくる。特に1stアルバムと『海辺のカフカ』との組み合わせが良かった。

浅田次郎beat crusaders

なぜか浅田次郎ビークルの疾走感がしっくり。『蒼穹の昴』『中原の虹』ともに、ビークルと合わせて読み切った。特に『中原の虹』はanother day another storyとの組み合わせがよく、先の不明瞭な中国(当時は清)を疾走する張作霖のイメージと不思議とぴったり重なった。

と、ぱっと思いつくものを...

 

日本語を読みながら日本語を聞くことが絶対にできないので、どうしても洋楽やインストを選ぶ傾向にある。きっと、他にも素敵な組み合わせがあるんだろうな。

 

何かの小説とラヴェルがぴったりだった記憶もあるが、それはまた思い出した時に。